☆ｼﾞｭｳ ページ11
zm「恋…？」
俺は言ってしまって慌てて口を押えた。
よかった。誰にも聞こえてへん…。
いや、てかこいつまじで恋してんとちゃうか？
だって耳まで真っ赤やったし。
俺は大先生とは結構昔からの知り合いやったから知ってるが、彼は酔っ払った時、耳は赤くならないのだ。
これまじで。←
だが今日は、耳まで赤い。
俺は大先生を試してみることにした。
zm「なあ、大輝」
ut「なんですのん？」
いつものノリで大先生が返してくる。
だけどダメやで。
笑顔がひきつってる。
動揺しまくりやな。
zm「Aのこと、どう思う？」
うん、直球すぎたな。
大先生の顔が、みるみるうちに再度赤くなっていく。
ut「え、あ、普通に可愛ええんと…ちゃう？」
いや、言葉途切れすぎや。
zm「やっぱそうよな〜」
さも自然になノリで大先生に質問したかのように装ってと。
こりゃ確定や。
俺が言うんやから、絶対。
てかみんな、気づいてしもうたかな？
そう思い、他の4人に目を向ける。
DTのおふたりは気づいていないよう。
ロボロの方は「せやなぁ、可愛かったなぁ」と余韻に浸っていて、トントンの方は「お前らきもいわぁ」と引きつった表情を浮かべている。
そしてコネシマ。
こいつは例外や。
「まじで可愛かった！いや惚れるわぁ！」などと1人で叫んでいる。
…はぁ。
なんで俺の周りにはこんなにも鈍感なやつばかり…。
最後にショッピくんの方を見ると目が合った。
そして彼の口元は、緩んでいた。
こいつは気づいてんな…？
俺はショッピくんのほうにこっそり近づいて行った。
zm「あ、気づいちゃった？」ﾎﾞｿｯ
できるだけ彼の耳元に近づいて囁くように言う。
sp「はい。大輝さん、Aさんに恋してますよね…？」
まだ少し自信があるわけではなさそうだが、彼も気づいている。
やっぱ分かりやすいんやって。
ほか3人がおかしいだけや。←
zm「やっぱ、そう思いますよね〜」ﾎﾞｿｯ
sp「そっすね。分かりやすいっすね」ﾎﾞｿｯ
zm「ですよねー」ﾎﾞｿｯ
ショッピくんとそんな感じで言葉を交わす。
時々2人でちらっと大先生の方に目を向けながら。
うん、確かに赤いし、またぼーっとしてる。
そこから、ショッピくんと俺は大先生の話は一旦やめにし、それぞれ別れて自分の家への帰路へついたのだった。
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☆雅空☆(プロフ) - Aoiさん» お待たせしましたm(._.*)mありがとうございます！とても嬉しい限りです！ (2020年1月29日 20時) (
レス) id: b3698bc5f5 (このIDを非表示/違反報告)
Aoi - 待ってましたー！(待ち続けて良かった) 完結おめでとうございます！ ニコニコしながら読ませていただきました！ (2020年1月29日 15時) (レス) id: 04b09c3544 (このIDを非表示/違反報告)
☆雅空☆(プロフ) - 流希さん» ありがとうございます！これからもご期待に添えられるように頑張りますっ！ (2019年10月5日 11時) (レス) id: b3698bc5f5 (このIDを非表示/違反報告)
流希 - 可愛いすぎる！凄く好きな感じの作品です！頑張って下さい！ (2019年10月5日 10時) (レス) id: a52e442f29 (このIDを非表示/違反報告)
☆雅空☆(プロフ) - ぺんぎん☆さん» 神だなんてそんな…(汗)ありがとうございます!!頑張りますっ！ (2019年9月29日 22時) (レス) id: b3698bc5f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆雅空☆ | 作成日時：2019年9月14日 11時
