隣の席が10席 もう慣れた ページ15
体育が終わり、あまりのハードさに疲れきってしまい、机の上にぐでていた。
次の時間、何だったっけ……。
そう思って時間割を見ると、英語になっていた。
うわぁ、あの先生か。体育の後に来るにしては、大分ハードだな。
はぁ、と大きなため息を、つい、吐いてしまう。
「Aさん、大丈夫？」
「うん……。ただ、次、英語だからね……」
「あー、先生、キツいからね〜」
堀川さんとそんなやり取りをしていると、休み時間の終了を知らせる鐘が鳴った。
「おはようございマス！今日も良い朝デスね！せっかくなので脱ぎまショウ！」
初端からハイテンションに、先生が入ってくる。
「千子先生、授業を……」
「おっと、脱がせないおつもりデスか。
まぁ、そうですね、初めまショウ！」
「起立、礼、よろしくお願いします！」
いつも通り、英語の授業が始まる。
千子村正先生は、一昨年まで、公立の中では県内トップの高校で英語を教えていた。
名教師として、その先生のことを記憶に残しているものは少なくない。
授業の内容も、流石と言う感じで、非常に分かりやすい。
私が去年の末、英検２級をとることができたのは、この先生のお陰と言って間違いない。
ただ、英検２級をとったせいで千子先生に気に入られたのも事実。
授業中に私を当てたり、色々手伝わさせられたりする確率が、他生徒に比べて非常に高い。
まぁ、英語は得意教科だから良いんだけど。
色々、話すことも多かったから慣れたし。
「それではAさん、この問題、答えてくだサイ！正解したら、一緒に脱ぎまショウ！」
「答えますが脱ぎませんし脱がなくて結構です」
ちなみに、このセクハラともとれる発言は、千子先生だからこそ許されている。
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佐々木んちょ(プロフ) - 紅鮭さん» そんな風に言ってもらえて、嬉しいです！これからも頑張ってじゃんじゃん更新していきます！(｀・ー・´)b (2018年5月19日 20時) (
レス) id: 6ee39c9361 (このIDを非表示/違反報告)
紅鮭(プロフ) - ﾋｪ、文章の書きかたとかすごく好みです……。評価ボタン足りません……笑 応援してます。更新頑張ってください！ (2018年5月19日 17時) (レス) id: 6e2e2a647b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐々木んちょ | 作成日時：2018年5月14日 17時
