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「これまでの生活費です。
これからのは毎月入金させていただきますので
口座番号をお教え頂けますか? 」
Aの父親はスーツのポケットからスマホを出した。
黒いスマホはカバーすら架かっていない。
「ひ、必要ないです!!! これは受け取れないし
口座も教えられませんから!!!
言いましたよね? 必要だと。 Aが必要なんです。
お金は要りません 」
「でも・・・・・・ 」
突き返された茶封筒を再び滑らせてリュウジの前で止める。
今度は茶封筒に乗せた手を避けなかった。
受け取って貰えるまで、手を離す気は無いようだ。
仕方無くリュウジは受け取った。
堂々巡りで終わらないと思ったからだ。
勿論使う気もないし、いつか返すと言う事も伝えた。
「Aを宜しくお願い致します 」
Aの父親が帰った後、リュウジはソファーに寝転んだ。
「スッゲー疲れたぁ〜・・・・・・
俺の苦手なタイプだったなぁ〜・・・・・・ 」
Aの父親の前だから と
タバコを吸うのを我慢していた春山はタバコに火を点けた。
「悪く言うなって! Aのとーちゃんなんだからよ 」
「悪口言ってるつもりはな無いよ?
ただ、久し振りに喋る時に頭使ったなぁ〜って・・・・・・ 」
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ルナ(プロフ) - 翔織さん» ほんとにすみません!!そしてありがとうございます!!! (2016年1月7日 0時) (レス) id: b23922f233 (このIDを非表示/違反報告)
翔織(プロフ) - ルナさん» とんでもないです! 私が本当にすみませんですm(__)m (2016年1月6日 18時) (携帯から) (レス) id: b5c9587b18 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - すみません!!! (2016年1月5日 2時) (レス) id: b23922f233 (このIDを非表示/違反報告)
翔織(プロフ) - ルナさん» わぁ(>_<) まじですか(>_<) どうしてだろう(>_<) るな様が見れないなら意味ないです(>_<) 友達限定は見送りますね!! (2016年1月5日 1時) (携帯から) (レス) id: b5c9587b18 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - この間友達限定で見れなかったんです!!!わたしもわからないです、、どーしたらいいのか、 (2016年1月5日 1時) (レス) id: b23922f233 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:翔織 | 作成日時:2015年12月30日 22時