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「どうする事も出来ねぇって、お前・・・・・・
理屈ばっか並べやがって 」
鼻息の荒いルカちゃんの背中を
リュウジがポンっと軽く叩いた。
そして今まで固く結んでいた口を開けた。
「理屈や屁理屈で言ったら
僕たちは屁理屈側の人間だと思います。
それ故、過ちも沢山おかして来ました。
そんな場所にお嬢さんを置いていたと解った今
心配事が増えただろうと思います 」
Aの父親は良い大学を出ている。
バブル最盛期と云え、熱いラブコールに答え大企業に就職をした。
今では若くして重役を勤める、言わばトップエリートだ。
ヤンキーの気持ちなんて一切と言って良いほど
解らないかもしれない。
「心配だなんて・・・・・・ とんでもない 」
否定の声はとても小さい。
「保護者の権利って知ってますか?
子供を保護し生活を維持する事なんだそうです。
でも、それって普通の生活、う〜ん・・・・・・
衣食住、それだけを与えてれば良いんでしょうか? 」
リュウジの言葉にAの父親は小さく首を傾けた。
「それ以上に何かあるんでしょうか?
私は・・・・・・ 普通以上の生活をさせてやりたいと考え
懸命に職務をこなしてるつもりで居ます 」
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ルナ(プロフ) - 翔織さん» ほんとにすみません!!そしてありがとうございます!!! (2016年1月7日 0時) (レス) id: b23922f233 (このIDを非表示/違反報告)
翔織(プロフ) - ルナさん» とんでもないです! 私が本当にすみませんですm(__)m (2016年1月6日 18時) (携帯から) (レス) id: b5c9587b18 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - すみません!!! (2016年1月5日 2時) (レス) id: b23922f233 (このIDを非表示/違反報告)
翔織(プロフ) - ルナさん» わぁ(>_<) まじですか(>_<) どうしてだろう(>_<) るな様が見れないなら意味ないです(>_<) 友達限定は見送りますね!! (2016年1月5日 1時) (携帯から) (レス) id: b5c9587b18 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - この間友達限定で見れなかったんです!!!わたしもわからないです、、どーしたらいいのか、 (2016年1月5日 1時) (レス) id: b23922f233 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:翔織 | 作成日時:2015年12月30日 22時