section 2 ページ35
“はぁ…ホントに世話の焼けるやつじゃのう”
『(ティー…ト…？)』
ティートが回復魔法を使ってくれたのか、浄化魔法を使ってくれたのか、体がだいぶ軽くなり、楽になった
『はぁはぁはぁ…ふぅ…』
パ「大丈夫か？」
『うん、ありがとう。もう本当に大丈夫(^^)』
ト「びっくりしたよ」
『トーマもありがとう』
蛍「はぁ…怖かった…また倒れたらどうしようって思っちゃった…でも、顔色も良くなったし、大丈夫
そうだね」
『お姉ちゃんもありがとう』
ト「それじゃあ、早速向かおうか。
これらの規則のほとんどは、離島をずっと管理してきた———「
ものなんだ」
パ「「勘定奉行」？」
ト「稲妻三奉行の一つで、主に国家の財産を管理したり、国に利益をもたらしたりするのを責務として
いる。あれ？聞いたことなかったかな？」
『うん…初めて』
トーマに稲妻について教えてもらいながら、商店街の道を通る
そして少し小さなお屋敷の人に話しかける
女の人は百合華さんと言うらしい…(トーマ情報)
百「すでに上陸手続きは済ませてありますよね？では滞在手続きを行いましょう。そちらの三人ですか？」
パ「そうだ！」
百「はい、では手続料の300万モラをお支払いください」
パ「300万！？手続きだけで300万もするのか？」
300万！？
あれ、待って？これさ…「不ト廬」でもやった気がする…
あれ？デジャヴ？
百「はい、お一人100万ですので、計算に間違いありません、ご安心ください」
パ「いや…間違いというかそいいう問題じゃなくて…うぅ…」
ト「ハハッ…百合華さん、この三人はオレの友達なんだ。ほら、オレって一応ここの顔なじみでもあるし…」
百「あら、トーマさんのお連れ様でしたか。ではトーマさんの顔に免じて、40万モラにしましょう」
何で「これなら払えるでしょ」みたいな顔してるの！？
万ってついてる時点で高いから！払えないから！
蛍「それでも高い…」
ト「本当に感謝するよ、百合華さん。
でもオレから見たら、手続料なんて…600モラで十分じゃないか、ここはオレが代わりに出すよ、あとで
君にメシを奢ってあげるからさ、どうかな？」
パ「そんな値切りの仕方があるのか！？いくらなんでもそれは…」
百「分かりました、それで手を打ちましょう。いま登録しますね」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 33人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆっきーぷ | 作成日時：2022年9月14日 21時
