魔神任務 序章第三幕 龍と自由の歌 エピローグ〜風が止んだ後に〜 ページ24
翌日…
モンド城の城壁前では、なにやらすごいことがされていたようで…
たくさんの装置が並んでいる
ア「あっ、あんたたち！やっと栄誉騎士と風流騎士の凱旋だね！」
パ「へへ、蛍とAと一緒にトワリンとじゃれ合ってきたぜ」
ア「でも、昨日帰ってくるはずじゃなかったの？ジンさんが一足先に戻ってきて、あんたたちの活躍をみんなに
話してくれたよ。
あーあ…いつかわたしも、そんな大舞台に立てたらいいな…」
蛍「アンバーのおかげ」
『うん。アンバーのおかげだよ(^^)』
ア「ううん、今回の件が無事片付いたのは、あんたたちの頑張りがあったからだよ。
最初にあんたたちをモンドに連れてきたのも、偵察騎士としての仕事を果たしただけだもの」
パ「ふふん、礼なんていらないぞ———そういえば、アンバーはここでオイラたちを待ってくれたのか？」
ア「えっと、今回の任務は遠征とはまた違ってて、そう余裕はないんだ…ほら、今は後片付けをしているとこ」
パ「「後片付け」？モンドに何かあったのか？」
ア「うん…ジンさんがいない間に、近くの魔物たちが「総攻撃」を仕掛けてきたの。
幸い前々からヒルチャールの動向は探ってたし、ヤツらの拠点がモンドに近づいてきていることには
気付いていたから良かったけど」
パ「あっ、覚えてるぞ。アンバーと初めて会った時もヒルチャールの巣を片付けてたよな」
ア「そうそう、ああいった準備を怠ってたら、今頃モンドは危なかったかもね」
『退けることができて良かった』
蛍「でも、どうしてヒルチャールが…」
ア「おかしいんだよね、ヒルチャールに総攻撃を仕掛けるような指揮能力はないはずなのに…だから、今回の件は
アビス教団が裏で糸を引いてると思うの」
パ「あいつらがヒルチャールを操ってたってことか？じゃ、じゃあ…もしトワリンを助けてなかったら、その
ヒルチャールみたいに操られて…」
ア「もしかしたらね。偵察騎士として、今後はアビス教団の動向にも注意しなくちゃ。
あ、ごめんね。せっかく帰ってきたのに、またこんな話しちゃって」
『ううん。全然大丈夫だよ』
ア「そう？ありがとう……そうだ！「ニンジンとお肉のハニーソテー」をごちそうするって約束をしてたよね。
今まで龍災のせいで行けなかったし…今回の勝利をお祝いして奢ってあげる」
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ゆっきーぷ - 星さん» ありがとうございます！とっても嬉しいです！ (2022年8月13日 21時) (
レス) id: 0d3b861c05 (このIDを非表示/違反報告)
星 - 小説とても面白いです！更新頑張って下さい！ (2022年8月13日 19時) (レス) id: 5b6bab53ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっきーぷ | 作成日時：2022年8月7日 22時
