２話 導光の儀式〜青の姿のために〜 ページ20
それぞれの地点にまわり、パーツを集める
そしてそのパーツを嵌めてみると、真ん中に一瞬だけ魔法陣のようなものが光った
それをみんなに報告する
ｳｪ「装置の解除方法は合ってるみたいだね。
この塔にはまだ三つの光の輪がある…」
ジ「つまり、あと三つ「導光装置」を探さないと、全ての封印は解除できないということか。
ここから一つは見えるが…」
そう言って下を見てみると確かに導光装置が一つあった
ただ、ずいぶん下にあるため時間はかかるだろう
ジ「残りはきっと廃墟の内部、この塔を中心に分布しているはずだ。探そう」
パ「…こんな装置と封印だらけのところに住んでて、トワリンは面倒じゃないのか？」
ｳｪ「人みたいに歩くのではなく、彼は飛べるからね」
パ「…おまえ…そういうことにしとこう」
『(あれ？この会話さっきも……私の気のせい？)』
蛍「A、何してるの。早く行こう」
『あ、うん！』
タッタッタ
結構時間はかかったが、なんとか下の導光装置にたどり着いた
そして二つのパーツをはめ込む
すると先程までいた塔を囲むようにまた光が宿る
さっきより魔力が強くなった気がする
パ「おおっ！この「導光装置」って、本当にすごいんだな！
塔にある三つの光の輪の一つが、「地面」になったな。早く次の装置を探そうぜ！」
この装置のさらに奥にいくともう一つ装置があった
あまり離れていないようで良かった、と一安心する
そこには三つのパーツをはめ込む
すると先程の塔の輝きが増し、次は上の階層の地面が出来上がった
パ「三つある光の輪のうち、二つが「地面」になった！
あと一つで、塔の上に行くための封印を解除できるな！」
もう一つは、先程の導光装置より離れていた
けれどすぐに辿り着くことができ、儀式も早めに行えそうだ
三つ目の装置は一つのパーツだった
はめ込むと、三階層の地面が出来上がり、その地面を通るように光の筋が通る
パ「できた！ついに、あの場所を探索できるな」
三つの導光装置を起動させたので、みんなの元へ帰る
ｳｪ「この全てが終わったら、今日の出来事を詩にしようと思う…」
蛍「ウェンティとももう仲間だ」
『いろいろあったね』
ｳｪ「うん、きっとこの詩は《ヴァネッサの物語》のように、モンドの人々にずっと謳われるだろうね」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 45人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆっきーぷ - 星さん» ありがとうございます！とっても嬉しいです！ (2022年8月13日 21時) (
レス) id: 0d3b861c05 (このIDを非表示/違反報告)
星 - 小説とても面白いです！更新頑張って下さい！ (2022年8月13日 19時) (レス) id: 5b6bab53ae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆっきーぷ | 作成日時：2022年8月7日 22時
