検索窓
今日:76 hit、昨日:76 hit、合計:5,512 hit

第7話 ページ8

ー外ー

「っはぁ...はぁっ...」

息を切らしながら、外にいるであろう先輩たちを探す。

「どこ、なんだろっ...」

きっと周辺にいるんだろうけど...。回りを見渡すと、弦一郎さんの家の入り口の前に、ひとつの影が見えた。



















「!!ゆ、幸村先輩っ!!!!」

影の正体は、幸村先輩だった。ここに来ての幸村先輩は心強い...!!


「先輩っ!!!先輩も、柳先輩に頼まれてっ...?」

幸「フフ。まぁ、頼まれはしたかな。」

「良かった...あの、丸井先輩とジャッカル先輩は...?」

柳先輩がいうには、ここにいるのは丸井先輩とジャッカル先輩の二人のはずだよね?

疑問に思っていると、幸村先輩が自分の手を顎にやって微笑む。

「丸井達に任せるよりも、俺の方が確実にキミを助けられるでしょ?それに...

















あいつらは協力してくれないみたいだから。」

幸村先輩は微笑んだまま言うが、背後には魔王のようなオーラ...。

協力してくれないって、弦一郎さん側ってことなのかな...?

「と、とにかく、離れましょうっ!!!」

幸村先輩のもとに駆け寄った瞬間、優しく先輩に抱き締められる。ふわりと髪が揺れ、花の香りが広がった。


「?!ちょっ...!!?」

幸「そうだね。早く、こんなところから離れよっか。」

驚きつつ、離れようとするとまばたきをした瞬間、視界が真っ暗になった。
...それだけじゃない。幸村先輩、と何度も呼んでいるはずなのに、自分の声が聞こえない。

分かるのは、幸村先輩にやさしく頭を撫でられているということだけ。
...まさか、五感を奪って...?

「ゆ、きむら先輩...?」

幸「ごめんね。真田の方が、付き合いは長いから。」

頭にある感覚がなくなると、今度は手を繋がれる感触。どこかへ連れていかれてるみたい...。

本当に、離れているのか不安で仕方ないけど、今の自分は動くこともできないため、ついていくしかない。

幸村先輩の細くしなやかな指は、私の手にしっかり絡み付いて離れなかった。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

テニスしていないのに五感剥奪というのは幸村の夢小説ではあるあるですよね!

皆さんのお陰で星が黄色になりました!!!!立海カラーで嬉しいです!!!ありがとうございます!!

これからも精進していきますので、引き続き応援お願いします!

第8話→←第6話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (16 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
14人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

麗花(プロフ) - ももかさん» ももかさん!コメントありがとうございます!!仁王君はあんまりヤンデレにならなそうな人だったので!!でもまだまだ絶望に叩き落とすつもりです!ヤンデレは救いがないのが好きです! (3月20日 23時) (レス) id: b4309dff72 (このIDを非表示/違反報告)
ももか(プロフ) - 全部見たけどおもしろーい!!また更新されたら見ます!夢主ちゃんに希望があってよかった、、!! (3月20日 21時) (レス) @page31 id: 44e7241b69 (このIDを非表示/違反報告)
麗花 - 手塚ななさん!コメントありがとうございます!!全イケメンがヤンデレになってくれたら嬉しいですよね〜!更新頑張ります!! (3月17日 18時) (レス) @page7 id: b4309dff72 (このIDを非表示/違反報告)
手塚なな(プロフ) - ヤンデレっていいですね!!更新楽しみにしてます! (3月17日 18時) (レス) id: 308a374679 (このIDを非表示/違反報告)
麗花 - わー!!!満月らすとさん!コメントありがとうございます!!ヤンデレ最高ですよね?!頑張ります!! (3月17日 14時) (レス) id: b4309dff72 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:麗花 | 作成日時:2024年3月16日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。