第４７話 ページ48
幸「フフ。楽しみにしてるよ。じゃあまたね。」
私が返事をすると幸村先輩は握っている私の手に軽くキスをして、去っていった。
もちろん教室は騒然。
キャーキャーいっている人もいるし、驚いて声がでない人だっている。
...モブ子は、抜け殻みたい...。
切「幸村部長...。」
初めて見る精市さんの姿に驚いている赤也くんの元に戻る。
「...赤也くんの言ってること、ちょっと当たり。皆私を彼女みたいに思ってる...。」
切「マネージャーもやるんだなっ...！！」
勘違いしている赤也くんはほっといて、私は一時間目の準備を始めた。
モ「何よ、あの女っ...！！」
そのまま四時間目も終わり、ついにお昼ご飯の時間。
私が仁王先輩の作ってくれたお弁当をもって、先に屋上へいこうとすると、すでに精市さんはまっていた。
「精市さん...？！お、お待たせ、しました...。」
幸「ううん、全然待ってないよ。じゃあ、いこっか。」
いつものように手を繋ぎ、人混みの多い廊下を歩いていく。
皆精市さんのことを知っているし、憧れの的だから、そんな人のとなりにいる私はものすごく視線を浴びていた。
ー屋上ー
幸「やっぱり、誰もいないね。」
誰もいない方が良かったのか、精市さんは青空を見上げながらそんなことを言う。
幸「座ろっか。」
そこら辺の座れそうなところに腰かけて、私たちはお弁当を広げて座る。
「わぁ...！」
広げた中身はとても美味しそうなおかずがたくさん並んでいた。
今朝のチャーハンも詰められている。...野菜は相変わらず一つも入っていない。
幸「仁王、弟たちにご飯をつくってあげてるだけあるなぁ...。明日は俺が作るよ。」
綺麗な箸使いで、精市さんはそれを口に運ぶ。
横から見たら、本当に綺麗な顔立ちで。少し見とれてしまっていた。
幸「ん、片渕は食べないのかい？」
「！いえ！いただきます。」
私もチャーハンを食べてみる。スプーンよりかは食べにくかったけど、味も今朝の美味しいままだった。
「やっぱり、仁王先輩のチャーハン美味しいですね！」
幸「そうだね。...ねぇ、一ついい？」
精市さんは箸を動くのをやめて、私の顔を死んだ瞳で見つめてくる。
「何ですか...?」
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春休み入りました〜！多分続編にいくと思います！
普通の恋愛のも早く書きたいです笑
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麗花(プロフ) - ももかさん» ももかさん！コメントありがとうございます！！仁王君はあんまりヤンデレにならなそうな人だったので！！でもまだまだ絶望に叩き落とすつもりです！ヤンデレは救いがないのが好きです！ (3月20日 23時) (
レス) id: b4309dff72 (このIDを非表示/違反報告)
ももか(プロフ) - 全部見たけどおもしろーい！！また更新されたら見ます！夢主ちゃんに希望があってよかった、、！！ (3月20日 21時) (レス) @page31 id: 44e7241b69 (このIDを非表示/違反報告)
麗花 - 手塚ななさん！コメントありがとうございます！！全イケメンがヤンデレになってくれたら嬉しいですよね〜！更新頑張ります！！ (3月17日 18時) (レス) @page7 id: b4309dff72 (このIDを非表示/違反報告)
手塚なな(プロフ) - ヤンデレっていいですね！！更新楽しみにしてます！ (3月17日 18時) (レス) id: 308a374679 (このIDを非表示/違反報告)
麗花 - わー！！！満月らすとさん！コメントありがとうございます！！ヤンデレ最高ですよね？！頑張ります！！ (3月17日 14時) (レス) id: b4309dff72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麗花 | 作成日時：2024年3月16日 21時
