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第46話 ページ47

モ「幸村先輩のこと、名前で呼ばないでくれる?あと、近づかないで。」


急に来たかと思えば私に命令してきた。
赤也くんはずっとモブ子を睨み付けている。


「...私から近づいてる訳じゃないし、名前で呼ばないと何されるか分かんないから...。ごめん。」

とりあえず謝ることにした。

だけど

モ「何それ、困ってるアピール?嘘つかないでっ!!」

怒ってしまった。
でも、なんで私、怒られてるんだろう...。嘘もついてないし、この人の気にさわるようなことした?

不思議に思っていると赤也くんがコソコソと教えてくれる。


切「こいつ、幸村部長のこと好きらしくてよ。...他のやつが部長の話してると、こうやって来るんだ。」

「そうなんだ...。」

めんどくさい人に絡まれちゃったな...と思いつつ、私は弁解する。


「嘘じゃないよ。...本当のことって、多分すぐわかる。」

モ「はぁ?!」

私には確信がある。だって昨日、そういってたし...。















幸「片渕。来たよ。」


教室の扉がガラリと開かれる。そこにたっていたのは、精市さん。

モ「!!幸村先輩っ!!」

精市さんをを見るや否や声色も顔色も変えて、猫撫で声で駆け寄っていったモブ子。
すぐに精市さんの目の前にたち、話しかけていた。


モ「幸村先輩っ!今日もかっこよかったです!!!」

幸「...ありがとう。」

絶対にありがとうなんて思っていない、興味の無さそうな声で返事をする精市さん。
目はずっとこちらを捉えている。

モ「きゃぁっ!!!」

そんなことは露知らず、精市さんと話せた(?)ことにはしゃいでいるモブ子を横目に、私は精市さんのもとへいく。

「精い...幸村先輩。どうかしましたか?」

モブ子のいっていた通り、私は名前で呼ぶのはやめた。
しかし...

幸「俺のことは、"精市"っていって?さっきまでそういってただろ?」

やっぱりそこを指摘してきた。
するとモブ子が口を挟む。

モ「あの、精市さん!今度どこかへ...。」

自分も負けじと精市さん、と名前で呼んでいる。
私は別に気にしなかったけど...精市さんはそうじゃないみたい。

幸「申し訳ないけど、顔も知らない子に呼ばれても嬉しくないかな。
...片渕、今日お弁当一緒に屋上で食べよう?」

モ「なっ...!」

モブ子を一瞬だけみてそう言い、私の手を握ってきた。

「他には...誰か?」

幸「ううん、俺と二人だけ。いいだろ?」

「...分かりました。」

拒否などできず、私は了承した。

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麗花(プロフ) - ももかさん» ももかさん!コメントありがとうございます!!仁王君はあんまりヤンデレにならなそうな人だったので!!でもまだまだ絶望に叩き落とすつもりです!ヤンデレは救いがないのが好きです! (3月20日 23時) (レス) id: b4309dff72 (このIDを非表示/違反報告)
ももか(プロフ) - 全部見たけどおもしろーい!!また更新されたら見ます!夢主ちゃんに希望があってよかった、、!! (3月20日 21時) (レス) @page31 id: 44e7241b69 (このIDを非表示/違反報告)
麗花 - 手塚ななさん!コメントありがとうございます!!全イケメンがヤンデレになってくれたら嬉しいですよね〜!更新頑張ります!! (3月17日 18時) (レス) @page7 id: b4309dff72 (このIDを非表示/違反報告)
手塚なな(プロフ) - ヤンデレっていいですね!!更新楽しみにしてます! (3月17日 18時) (レス) id: 308a374679 (このIDを非表示/違反報告)
麗花 - わー!!!満月らすとさん!コメントありがとうございます!!ヤンデレ最高ですよね?!頑張ります!! (3月17日 14時) (レス) id: b4309dff72 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:麗花 | 作成日時:2024年3月16日 21時

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