第45話 ページ46
朝練も終わって、私は赤也くんが着替え終わるのを待って教室へいく。
切「着替え、終わったぜ!」
「はーい。じゃ、いこ!」
赤也くんとはクラスが一緒だから、ほぼ毎日のように朝練後の反省や先輩のことを話している。
ー教室ー
切「...なぁ!あのさ、最近の部長たちおかしくね?」
「えっ?どうしたの、急に?」
赤也くんが急にそんなことを言うから、つい驚いてしまう。
切「何つぅか...真田副部長も、幸村部長も、柳先輩も...。お前がいないとこではずっとお前のこと話しててさ。」
赤也くんによると、今日の着替えの時だってそうだったらしい。
切「マネージャーさ、真田副部長と付き合ってるんだろ?それなのに他の人もお前のこと可愛い、とか...まるで彼女みたいに言ってるんだよ!
柳先輩に至ってはお前にチューされたって!」
「いや、違...わないけど...!あの、驚かないでね?私、弦一郎さんとは別れたの!!」
切「はぁっ?!?!副部長と別れたぁ?!」
「ちょっ!!!」
驚かないで、何てことを聞くはずもなく、他のクラスメートがいる中赤也くんは叫ぶ。
全員の注目は一気に私へ...。
切「あっ、すまねぇ...!で、何でなんだ?!」
「...今は、言えない...。」
赤也くんにはまだ、私がどうして弦一郎さんと別れたのかは言わない。
切「まぁいいけどよ...。あと一つ聞いてもいいか?」
「うん。」
赤也くんは自分の座っている椅子を、こっちにグイッとずらしてきて、私の机に腕をのせる。
切「幸村部長とは、付き合ってないんだよな?」
ヒソヒソ、と耳打ちで周りを気にしながら話す。
「当たり前でしょ!精市さんのこと、別になんとも思ってないし、怖いくらい!」
切「あっ!!人がせっかく聞こえねぇようにしたってのに...!」
なぜか焦った様子で、隅っこの女子のグループを見ている。
すると、その集団の一人がこちらへ、シューズをスタスタと鳴らしてやって来た。
モ「ねぇ、幸村先輩の話?」
私の目の前にやって来たのは、女子テニス部に所属するモブ子。
授業中でも休み時間でも、声が大きくて私は苦手...。
そんな人が私に何か用があるのかな...。
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名前思い付きませんでした笑
そこまで登場させるつもりもありませんので!
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麗花(プロフ) - ももかさん» ももかさん!コメントありがとうございます!!仁王君はあんまりヤンデレにならなそうな人だったので!!でもまだまだ絶望に叩き落とすつもりです!ヤンデレは救いがないのが好きです! (3月20日 23時) (レス) id: b4309dff72 (このIDを非表示/違反報告)
ももか(プロフ) - 全部見たけどおもしろーい!!また更新されたら見ます!夢主ちゃんに希望があってよかった、、!! (3月20日 21時) (レス) @page31 id: 44e7241b69 (このIDを非表示/違反報告)
麗花 - 手塚ななさん!コメントありがとうございます!!全イケメンがヤンデレになってくれたら嬉しいですよね〜!更新頑張ります!! (3月17日 18時) (レス) @page7 id: b4309dff72 (このIDを非表示/違反報告)
手塚なな(プロフ) - ヤンデレっていいですね!!更新楽しみにしてます! (3月17日 18時) (レス) id: 308a374679 (このIDを非表示/違反報告)
麗花 - わー!!!満月らすとさん!コメントありがとうございます!!ヤンデレ最高ですよね?!頑張ります!! (3月17日 14時) (レス) id: b4309dff72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:麗花 | 作成日時:2024年3月16日 21時