検索窓
今日:13 hit、昨日:8 hit、合計:37,328 hit

episode7 何で? ページ7

ころんside

「Aちゃんのことが好きなんだよね」って言った直後さとみくんの顔が一変した。

これは僕が知ってるさとみくんなんかじゃない。これは僕が恐れていたさとみくんだった。

そしてすぐに大きな音が鳴った。

ガシャンッ!!

その音にびっくりして僕が肩を震わせるとさとみくんが叫んだ。

「っお前は、俺の味方じゃなかったのかよっ!!」

これには心底腹が立った。何でダメなの?好きになっちゃいけないの?さとみくんはAちゃんと付き合ってるわけでもないのにそんなことがなんでいえるの?!

その後は感情に任せて言葉を発していてもう何が何だか分かんなくなった。

その場に居るのがつらくて、でも酷いことを言ってしまったさとみくんに謝りたくて

泣いてしまった。

「そんなことでめそめそ泣き出す奴をAが好きになるとでも思ってんのかよ。」
その瞬間僕は「(ああ、嫌われたんだな)」って思った。

謝っても償いきれないことをしたんだなって感じた。

Aちゃんを好きになるのはいけないことなんだ、一緒にいちゃいけないんだ。今まで築き上げてきた楽しい思い出とか悔しかった出来事も全部無くなればいいのに、と心の底からねがった。

さとみくんは僕のお兄ちゃんみたいな存在で大好きだったのにな。

もう終わりなんだな。

Aちゃんを好きになることだって許されない。なら好きなってもいい世界線に生まれたかったな。

ガラガラ・・・

こ「なーくん・・・?!」
さ「っ・・・!」

何も言わずに静かにドアを開けたなーくんは苦しいようなそれでいて泣いているような表情(かお)でこっちを見た。

僕は、助けを求めた。

さとみくんは、何かを察したように俯いた。

episode8 不安→←episode6 おかしいだろ。


ラッキーアイテム

スケッチブック

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーアルファベット

X

ラッキー「お菓子」((主のおススメのお菓子です

★アイスクリーム


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.9/10 (50 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
61人がお気に入り
設定タグ:さとみ , すとぷり , 嫉妬
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

憂@ui - うわぁああぁあああっ!!今日僕命日ですかねぇ?!わざわざコメントありがとうございます(´;ω;`) (2021年7月23日 19時) (レス) id: f2e011f80b (このIDを非表示/違反報告)
もっつぁれらちーず。 - 読ませていただきました!さ、最推しが一緒だ……!嬉しいです!さとみくんが夢主ちゃん大好きなのがすごく刺さる……。続きが気になります!作者様のペースでいいので更新頑張ってください! (2021年7月23日 19時) (レス) id: 4359323658 (このIDを非表示/違反報告)
憂@ui - うあわぁああぁあああっ!(´;ω;`)ウゥゥコメントわざわざありがとうございますぅ。。。同担拒否じゃないです、全然嬉しいです! (2021年7月23日 18時) (レス) id: f2e011f80b (このIDを非表示/違反報告)
黒野。 - ってか得意教科も一緒…これって運m((殴 (2021年7月23日 17時) (レス) id: e3414a79a5 (このIDを非表示/違反報告)
黒野。 - え、俺と推し一緒…(同担拒否ってるならごめんなさい!) (2021年7月23日 17時) (レス) id: e3414a79a5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:憂@ui | 作成日時:2021年7月21日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。