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episode14 非現実 ページ15

ころんside

目が覚めるとクローゼットの中にいた。

幸い扉は開いていたから周りを見渡すと、上の服を着ていないさとみくんと

ベッドに横たわっているAちゃんがいた。

どうにかしてAちゃんを助け出そうと動いていると

ガタッと音が鳴ってしまった。

その瞬間、さとみくんは振り向いて言った。
「あれ、起きちゃったかぁ・・・おはようころん。」

その間もさとみくんはAちゃんの腕を掴んで離そうとしていなかったから乱暴にするな、という気持ちを表そうとして言葉を放った。

けどそれは逆効果だったらしくさとみくんは僕の首を掴んだ。

お前が言うな、と言われた。

お前も言う権利は少しもないだろう、とにらみつけると

フッと鼻で笑われた。

僕の頭の中で何かが切れた。

僕はさとみくんの下の方を蹴った。

すぐに縄を解いてAちゃんを抱きかかえた。

さ「ってめぇ・・・」
こ「何?僕にAちゃんを奪わせないようにするつもり?残念だけどそれは叶わないから」

Aちゃんを僕が抱っこすることによってさとみくんは僕を殴る場合Aちゃんも一緒に傷つけることになる。

そんなこと、できないもんね。

愛してるんだもんね。

さ「ふっwははははっww」
こ「なに笑ってんだよ」
さ「いやぁwだってAの顔見てみなよ、泣いてるでしょ?それは俺が洗脳させたの」

洗脳?そんなこと出来る訳がない。

漫画とかなら分かるけどこの現実世界ではあり得ない。

さ「あり得ないって思ってるでしょ?じゃあやって見せるからね。」
こ「は・・・?」

何が始まるのかも分からないままとにかくさとみくんに取られないように守っていたけどそれら全てを嘲笑うかのようにあっけなくAちゃんは取られてしまった。

さ「A、こっちおいで?」

スッとAちゃんは立ってさとみくんの後ろに隠れた。

こ「なん・・・っで?」

こんな、こんな・・・っ

姑息なことでAちゃんが、さとみくんのものになってしまうなんて。

さ「じゃーな、ころん。」

そうさとみくんが言った途端、僕は倒れてしまった。

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憂@ui - うわぁああぁあああっ!!今日僕命日ですかねぇ?!わざわざコメントありがとうございます(´;ω;`) (2021年7月23日 19時) (レス) id: f2e011f80b (このIDを非表示/違反報告)
もっつぁれらちーず。 - 読ませていただきました!さ、最推しが一緒だ……!嬉しいです!さとみくんが夢主ちゃん大好きなのがすごく刺さる……。続きが気になります!作者様のペースでいいので更新頑張ってください! (2021年7月23日 19時) (レス) id: 4359323658 (このIDを非表示/違反報告)
憂@ui - うあわぁああぁあああっ!(´;ω;`)ウゥゥコメントわざわざありがとうございますぅ。。。同担拒否じゃないです、全然嬉しいです! (2021年7月23日 18時) (レス) id: f2e011f80b (このIDを非表示/違反報告)
黒野。 - ってか得意教科も一緒…これって運m((殴 (2021年7月23日 17時) (レス) id: e3414a79a5 (このIDを非表示/違反報告)
黒野。 - え、俺と推し一緒…(同担拒否ってるならごめんなさい!) (2021年7月23日 17時) (レス) id: e3414a79a5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:憂@ui | 作成日時:2021年7月21日 1時

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