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そのままお昼の時間になった。
目黒君に荷物持ってもらったからって翔太に説明して３人でお弁当とりに行って、中庭まで来たら人がいっぱい。
どうしようかって言いながら歩いてたら、さっきの試合効果がすごいのよ。
目黒君はもちろん翔太もさ。
女の子達が騒いでる。
私一緒にいちゃだめじゃないかなって不安になるくらい。
「お前大丈夫？刺されない？」
「思ったよね。独り占めしてるの申し訳ないもん。」
「俺腹減ったんで早く食いましょ。」
冗談言ってる翔太とマイペースな目黒君。
静かそうな空教室入って机ひっつけてお弁当開いた。
うわっとかおーとか反応してくれて早起きしたかいあったなって嬉しくなった。
「つくねとかわかってんじゃん。」
「ママが翔太君好きでしょって。私より翔太の好み把握してたよ。」
「さすがだわ。Aママと結婚したいもんね俺。」
「うまっ。」
たまに呟きながら黙々と食べる目黒君がつぼでついつい見ちゃった。
視線に気付いたらしく、ん？って顔上げて見てくるからなんでもないよって誤魔化したけど。
「てかさ、目黒ってユイさんと絡みあんの？」
「...ユイさん？」
「３年の髪の毛長い、さっき話してたじゃん。」
「あー、」
なんか聞きたくないかも。
なんでそんな話振るかな。
「サッカー部のマネが怪我したらしく今手伝ってくれてて、会うと話しかけてくれてるって感じかな。別に絡んではない。」
「そうなんだー。先輩優しいもんね。」
「いい人っすよね。」
話してた理由、知れてよかったかも。
翔太は私がもやもやしないように聞いてくれたのかな。
「キレイだしな。」
「まあ。確かに。けど」
「実はさ、さっき上から２人見てたんだよね。すっごいお似合いだなーって翔太と言ってたの。先輩ほんとにいい人だから目黒君好きになっちゃうよきっと。付き合ったら教えてよね！」
ばーってしゃべってトイレ！って逃げた。
嘘じゃないよ。
ほんとに本音だよ。
だけど、なんて返ってくるか聞くのがこわかった。
５分くらい経って教室に向かうと、まだ先輩のこと話してる会話が聞こえてあーどうしようって立ち止まった。
先輩のいい人エピソード。
わかるの。
私の１番の憧れの人だもん。
嬉しいのに聞きたくないって矛盾してるよ、ほんと。
「変わりに私がやるから練習参加して？って言ってくれて...、」
「うわっみんな喜んでんだろ。」
「そうそう、めっちゃテンション高い。確かに綺麗だけどA先輩の方が俺は綺麗だと思う。」
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ちくわ(プロフ) - ゆうもさん» ありがとうございます。楽しんでいただけたら嬉しいです。 (3月26日 2時) (
レス) id: a6fdefa27b (このIDを非表示/違反報告)
ゆうも(プロフ) - ちくわさん！新作待ってました( ´ u ` ) (3月25日 6時) (レス) @page8 id: f486a97741 (このIDを非表示/違反報告)
ちくわ(プロフ) - miwaさん» こんばんわ。わーありがとうございます。引き続きよろしくお願いします。 (3月25日 3時) (レス) @page8 id: a6fdefa27b (このIDを非表示/違反報告)
miwa(プロフ) - こんばんは！ちくわさんの新作また読めるの心待ちにしておりました^ ^ (3月24日 20時) (レス) @page5 id: 826c84b366 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちくわ | 作成日時：2024年3月24日 7時
