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「名前は？」
「目黒蓮です。」
「はい、入学おめでとう。」
２人のやりとりをぼーっと見てたら、私にお花を渡してきた目黒君。
平均より大きな身長を畳んで、お願いします！なんて言ってるの。
「え？」
「え？さっきの子つけてもらってたからそういうルールなんじゃ...？」
「ばはははー！うける！いいね目黒！」
翔太の豪快な笑い声が響いた。
私もつられて笑っちゃって目の前の目黒君が不安そうに見上げてくる。
「あの子うまくつけれなかったからこいつがつけてやったんだよ。ってことで自分でつけな。」
「まじっすか？やべーめちゃくちゃ恥ずかしいっす。」
「ふふっいいよ、つけてあげる。もっかい屈める？」
相当恥ずかしかったのか顔を両手で覆いながらも、私の言う事聞いてくれてもうそのピュアさがつぼで。
にやにやしてたら先輩ぶってんなーって翔太に突っ込まれた。
「はい、おっけー。楽しい高校生活になるといいね。」
「ありがとうございます。えーっと...、」
「Aー、」
「はいはーい。」
隣のクラスの子に呼ばれて返事すると、目の前の目黒君がふって笑った。
「ありがとうございます、A先輩。」
真っ直ぐ私を見てそう言う。
目、離せなかった。
綺麗だなって思った。
教室の方に歩いて行く背中をしばらく見つめていると、とんって体になにかがぶつかる。
すぐに翔太が寄りかかってきたんだってわかったけど。
「あいつ俺に礼言わなかった。」
「翔太なんにもしてないじゃん。」
「舐めてんな。」
「ちょっとイケメンすぎてやばいよね。」
「俺とどっちが格好いい？」
「私あの子にお花つけたんだよって自慢しなきゃ。」
無視すんなよって吠えてるからへへって笑って誤魔化した。
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ちくわ(プロフ) - ゆうもさん» ありがとうございます。楽しんでいただけたら嬉しいです。 (3月26日 2時) (
レス) id: a6fdefa27b (このIDを非表示/違反報告)
ゆうも(プロフ) - ちくわさん！新作待ってました( ´ u ` ) (3月25日 6時) (レス) @page8 id: f486a97741 (このIDを非表示/違反報告)
ちくわ(プロフ) - miwaさん» こんばんわ。わーありがとうございます。引き続きよろしくお願いします。 (3月25日 3時) (レス) @page8 id: a6fdefa27b (このIDを非表示/違反報告)
miwa(プロフ) - こんばんは！ちくわさんの新作また読めるの心待ちにしておりました^ ^ (3月24日 20時) (レス) @page5 id: 826c84b366 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちくわ | 作成日時：2024年3月24日 7時
