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「っていうことがあってね、今隣の席にSnowManがいるの。」
「ずっと見られてるんだ？幸せだね。」
「ね、すごくない？誰かの頑張れる理由になれるんだよ？全然関係ないけど私も一日五善心掛けようって思ったよね。」
「私もライブ行ってみたいな。チケット取れたら一緒に行ってくれる？」
約束してたわけじゃないのにたまたま帰りの駅のホームでサヨに会った。
運命の赤い糸は恋愛だけじゃないんだねって私が言ったらもっと強い絆があるでしょって笑ってた。
そのままご飯行って今日あったことを話して、楽しくて幸せな時間。
「行ってみたいけどね、怖いかも。」
「その怖いっていうのはなんとなくわかる。」
「いろんな怖いだよね。これ以上彼への気持ち拗らせたら私たぶん爆発するもん。」
やり直したいとかそんな気持ちは不思議とないんだけど、ただ元気に笑ってる姿見るだけで泣けてきちゃうような意味のわからない感情。
会わなくなったらはい終わり。みたいな今までの恋愛と全然違うんだもん。
「え、見たい見たい。爆発するとこ。」
「絶対言うと思った。」
「あはは、ね、話変わるんだけど聞いていい？」
「ん？」
「あの人のどこが好きだったの？」
「話変わった？」
グラス片手にけらけら笑ってる。
「顔。」
「ただの面食いか。」
「ふふっ、寝起きとか寝ぼけてさ、目開ける前にまず手伸ばすの。私の存在確認するみたいに。隣にいないってわかると一瞬目開けるんだけどまたすぐ閉じるの。その顔がすごく好きで絶対先に起きようって決めてた。」
「ねぇ待って、もうさほんとさ君たちなんなの。」
「え？なにが？」
目の前の彼女は急に呆れ顔。
さっきまで笑ってたのにほんとに忙しい子だな。
私は私で彼との記憶が蘇って胸が熱くなってなんとなく話し続けた。
「これはさただの思い出話なんだけどね、寝っ転がっててスマホ顔に落としちゃう時あるじゃん？それ彼がよくやってたんだけど私の頭に落ちてくることが結構あったんだよね。その時にすごい焦ってほんとごめんってよしよししてくれるの。でも懲りないの。何回もやるの。」
「それいらいらポイントじゃない？」
「え？面白くない？今日は落とすかな？どうかな？って。なんなら当たりに行く勢い。」
そんななんでもない時間が好きだったな。
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ちくわ(プロフ) - minaさん» わーすごく嬉しいです。ありがとうございます。更新遅くて申し訳ないのですがもっと楽しんでいただけるように頑張りますね。 (11月26日 10時) (
レス) id: a6fdefa27b (このIDを非表示/違反報告)
mina(プロフ) - 2度目の感想です！ふたりの時間がまた流れ始める予感で嬉しくて涙が出てしまいました！！雨って嫌な事ばかりじゃないんですね、、嬉しい、、！！斜め上からくる蓮くん堪らなく愛おしいです！こんなにも更新が楽しみなお話は初めてです。ありがとうございます(/ u ; ) (11月25日 6時) (レス) @page21 id: ff96477080 (このIDを非表示/違反報告)
ちくわ(プロフ) - ハニさん» ありがとうございます。コメント全く気付いていなくてお返事が遅くなっちゃいました。すみません。ゆっくりですがまた読みにきていただけると嬉しいです。 (11月20日 22時) (レス) id: a6fdefa27b (このIDを非表示/違反報告)
ハニ(プロフ) - すごく楽しく読ませてもらってます!!好みの作品で一気に読んでしまいました!更新待ってます頑張ってください!! (11月7日 10時) (レス) id: e49c92eedc (このIDを非表示/違反報告)
ちくわ(プロフ) - あき。さん» 素敵なコメントありがとうございます。気付くのが遅くなってしまってごめんなさい。もう少しだけ見守っていただけたら嬉しいです。 (10月8日 23時) (レス) id: a6fdefa27b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちくわ | 作成日時：2023年9月27日 23時
