【限界】リアル人生ゲーム【男主】

5話 ページ5

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ぐちつぼ「…」


無言でスイッチを押す
ルーレットは止まり『3』が表示される


『ぐちつぼサマの1周目は〜？あ！早速来ましたね！貴方は何か知らない液体をかけられてしまった！』



上から降ってくる謎の液体は透明で甘くキツいニオイがぐちつぼを包んでいる


ぐちつぼ「ぅあっ…！何だ、これ…ｯ」


あろえ「ぐっち大丈夫…！？」


『おっと、マスに続きがありますねぇ…昔気持ち悪がって避けていた友人Aから媚 薬のプレゼント！』


噎せるぐちつぼは胸を押さえフラフラとマスに膝をつく
息は荒く、頭も回らない状態に



ぐちつぼ「ｯ気持ち悪…」


『いやぁ〜、外の世界ではかけられた後ハメられるんですから感謝して欲しいですなぁ〜。』


あっ、と口を塞ぐAに

たらこ「それって外で起きることがココで早く起きるかもしれないってこと…？」



『そんなことよりあろえサマ！早く回してぐちつぼサマ助けてあげましょうよ〜！解決策ももちろんある訳ですから！』


こちらも無言で押すあろえ
面白くないのかムスッとした顔でルーレットの出目を見ている


『んー…あろえサマの1周目は〜っと、4！不吉な数字ですねぇ！自分のリスナーにストーカーされていた！ここでサイコロてどうぞ！』


ルーレットよりも遥かに大きいサイコロはあろえには投げれない程大きかった


『蹴るなり頑張って押すなりして下さい！』


あろえ「え、対応ひど。ｯ、ん〜っ…！」


大きい割に意外と軽いようだ
転がっていくサイコロは



『出目は1！1〜3は友人を守る為に別の道を通ってみた！案の定リスナーに捕まり暴行を受けてしまう！』


マスに立っているあろえをAは木のバットで大きく振りかぶりながらぶん回した
腕にヒットし、ミシッと音がする


あろえ「ぃ"ｯ…！！！！」


『どうやら折られてしまったようです…。2周目までそのままになりまーすっ！』



たらこ「あろえ！！流石にやり過ぎだろ！さっきみたいに治してくれよ！」

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