和菓子っていいですよね【食戟のソーマ】

8話目 ページ9

遠月茶寮料理學園 高等部1年


始業式





どうやらあの試験官の女の子は、中等部で首席だったらしく、新1年生の総代として壇上に上がっていた。


その後に遠月学園総帥である、薙切仙左衛門の挨拶が始まった。



いやー、初めて見るにしては迫力えげつない……！マフィアのドンじゃん……！


あああこの挨拶終わったら次は私が挨拶しなきゃいけない(編入生なので)絶対噛むああホントやだ！それに作ってきたあんこはもう食べきっちゃったし…！
とりあえず名前を言って、そんで…



「よっ村上！こないだぶりだな！」


『……え、









幸平くん…？』



振り返ると、そこには幸平くん。
えっえっなんで？幸平くん確か試験落ちたはずじゃ……！



「いやー、実はなー！《えー、最後に、高等部から編入する生徒を2名紹介します》おっ、行こうぜー！」


『えっ、ちょ待って……ぅわっ！』



幸平くんに背中をグイグイ押されながら壇上に上がり、マイクの位置につく。




《む、村上(人1)といいます。よろしくお願いします》


よしっ！噛まずに言えた！






「えっなにお前それだけかよ？！」


『そっそれだけって何！これでも一生懸命考えたんだから！』


幸平くんが急に突っ込んでくるから咄嗟に返してしまったが、やばい、、みんなの視線が痛い、、！！









「…ったくしゃーねーなー！俺がお手本見せてやるよ」

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