Non genre【2】 (ページ44)

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陣｢そうかそうか！けどその子が大きなって困んのは陸さんやからな!?本当の父親と違うって分かった時その子なんて言うんやろうな！？｣

陸｢それは、、…｣

陣｢ほ～ら、そうなるやろ？
たかが夫婦喧嘩で離婚なんてしょーもな！｣

陸｢ｯいいもんっ、気に、しない、…ｯ泣｣

翔吾｢え、ちょ、陸さん泣かないで～。｣

陸｢ぅ、、泣｣

え、えぇ～、何この展開。修羅場かって。
俺らクソ居づらいんやけど、、

陣｢翔吾、ほっとき！
その人昨日から聞き分けないんやから！｣

陸｢…ｯがうもん、聞き分けないのは陣くんだもん！｣

力矢｢ストップ！笑
まず、陸落ち着いて。座って座って。
ストレスは体に良くないからね、？
そして陣くん！
『昨日から』って、喧嘩の原因はなんなの？笑｣

ホントそう。
俺ら何も分からんまんま目の前で喧嘩されて…笑
1番の被害者俺らやんけ！笑

陣｢それは、、…子供の名前ですよ！
この子の性別が男の子なんで男らしい名前を僕はつけたいんですけど、陸さんは反対に、清純な子に育ってほしいからって女の子みたいな名前つけようとするんです！色んな意味を込めたからって！
そんなん、将来虐められると思いません?!｣

力矢｢は、…｣

壱馬｢は、……はぁぁぁぁぁぁぁぁあ！？！？！？
え、喧嘩の原因ってそんな事だったん？！｣

そのレベルのことでこんな皆を巻き込んで夫婦喧嘩しとったんかよ！

離婚するとか言い出すしもっと大きい事かと思った！

陣｢そんなことってなんや！
俺ら真剣に悩んでんねん！｣

陸｢そうだよー！｣

山彰｢はぁ…｣

翔吾｢え、えぇ、…｣

力矢｢…はぁ。会議内容変更します！
今日のメンバー会議は子供の名前決めでいい？｣

健太｢りょーかいでーす。｣

樹｢…｣

昂秀｢え、なになに？
え、今日普通のメンバー会議でしょ？｣

北人｢はーい。了解でーす。｣

陣｢え、!?｣

陸｢え、え、？｣

壱馬｢陣さんと陸さんだけだと埒があかんわ。｣

山彰｢奇遇だね。俺も今同じこと思ってた。｣

翔吾｢もうほんまに心配しとったのに～。｣

夫婦喧嘩なんかするもんやない。

こんなんで離婚なんてされたらこっちが困るわ。

もう、このお騒がせ夫婦が！！！、

あとで陣さんだけ飛び蹴りしようかな、
そんなことを思った今日この頃の俺。

陣｢なんで俺だけやねん！｣

壱馬｢だって陸さんはお腹に赤ちゃんいるから。
さぁパパ、嫁と子供守るには強さも必要ですよ！｣

(終)