Non genre【2】 (ページ27)

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陸side

陣｢・・・って皆は言ってるんやけど、どう？｣

陸｢…｣

どうしよう、。

正直、皆には会いたい。

だけど、あの日黙ってグループを去ってしまったことを皆がどう思ってるのか、それが怖い。

それに、もし発作が起きちゃったら、…

力矢｢…陸、無理しなくていいんだよ？
皆にはもう理由も説明してあるし、陸の意思優先で考えてほしいことも伝えてあるから。｣

陣｢そうやで。まだ気持ちの整理が出来てないんやったら皆には何とか言っとくで。｣

それなら、…

陸｢…ちょっとだけ会うのでもいい？あんまり長くなるとそのうち発作起きちゃいそうだから、。｣

陣｢おん。
俺と力矢さんおるし、辛くなったら言ってや？｣

陸｢ありがとう。｣

ひとまず、皆に会ってもいいかカウンセリングをして下さる先生にも聞いてみる。

すると、リハビリにもなるからってすんなりOKもらった。

事務所は脱退理由を知らない後輩とかスタッフさんとかがいるからちょっと気まづくて、ランペの寮に行くことになった。

そしてついに皆に会う日。

朝から何故か緊張してて心臓がドクドクいってる。

これが発作に変わらないといいけど、笑

朝から陣くんと力矢さんが迎えに来てくれる。

陣｢おはよ。外、誰もおらんから今のうち出よか。｣

力矢｢マネージャーが車出してくれたから。
体調はどう？平気？｣

陸｢大丈夫です。
なんか緊張して心臓がドクドクしてます。笑｣

力矢｢久しぶりだもんね。｣

陣｢ほな、行こか！｣

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