たばこ / ソクミン ページ2
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たばこ / コレサワ
ソクミンside
君がいなくなってから24時間が経ってしまった。
お腹も空かないし動きたくもない。
何もする気が起きないんだ。
家から出ることも無く1日が終わろうとしていた。
スマホを開くと、笑顔で笑いあっている2人の写真が目に入った。
僕の誕生日に、彼女がサプライズでお揃いのピアスをくれた時にミンギュが写真を撮ってくれたんだ。
写真の僕は、すごく幸せそうで。
この頃に戻りたい。
彼女と知り合ったのは２年前の冬。
ミンハオの友達だと聞いて、紹介してもらったんだ。
出会ってすぐ、僕は恋に落ちた。
一目惚れってやつかな？
初めて会ったその瞬間から目が離せなくなった。
初めての感情。
彼女のことを知れば知るほど、可愛らしい見た目とは裏腹に、
ヘビースモーカーだし結構サバサバした性格で、どんどん興味が湧いていった。
恋愛経験が全くない僕はとても臆病で、
ミンギュに背中を押してもらったりミンハオに協力してもらい、やっと告白をすることができたんだ。
オッケーをもらえて、人生で1番嬉しかったあの日の事を、今でも鮮明に覚えている。
なのに今は。。。
昨日からずっと、涙が止まらない。
身体中の水分が流れているのに、不思議と涙が止まることは無かった。
「仕事、、、休もうかなぁ」
時計の針は、すでに3時を指していた。
とても仕事に行く気にはなれず、アラームを止めるためにアプリを開く。
アラームの設定時間は、いつも彼女の起きる時間の5分前に設定されていた。
「マイペースでよく寝坊するAのために、早めに設定してたんだっけ。」
でも、もうこれも意味ないな。
ふと窓の隙間から風が吹き、カーテンが揺れた。
たばこの嫌いな僕を気遣って、ベランダで吸ってくれてたなぁ。
気を使わなくて良いって言ったのに。
吸い出したら何本も吸うから、冬は震えながら部屋に入ってきてた彼女がとても可愛らしかった。
人の嫌がることは絶対にしないその性格も、大好きだったんだ。
なんて、もうそこにはいない君の姿を思い出すと目が熱くなる。
「A、、、」
僕は声を押し殺してまた泣いた。
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からのぽてち - あの、リク良いですか？えっと、セブチのホシ君で、「Jast do it(思いっきり)」をテーマにしたやつを書いて欲しいんですが…あ、切ないやつじゃなくて元気な感じのやつ！できたらで良いですよ！ (2019年9月27日 23時) (
レス) id: c13b41d6ee (このIDを非表示/違反報告)
からのぽてち - オンニ！(笑)毎度お馴染み、からのぽてちです！ いやぁぁぁぁぁ！ソクミィィィィン！ウォヌ君のやつ泣いちまった。スングァン君も…切ないですね。 (2019年9月27日 23時) (レス) id: c13b41d6ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ホ ラ ン イ | 作成日時：2019年9月24日 1時
