最 高 で 最 悪 4

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ジュン君海に行こう!!





突然グループチャットにメッセージが届き、私はため息をつく。




「突然なんなんだ。。。」




このグループチャットはお祭りの帰りにスニョンさんが作ったもので、その場にいた人は強制加入だった。




昨日から夏休み。

みんな浮かれた気分なのか、遊ぶことしか考えていないらしい。



ハムスターナイスジュニ!!!!

グクよろこんで。

大型犬Aは!?

ゴリチョルさんAは行くの?

恐竜野郎ヌナの水着姿は誰にも見せません!!!

ジャイ◯ンなんだとチャニ。良い度胸だな。

ハンソラ行く。

スングァニ僕も!

ジミンさん楽しそう〜!

馬行く行く!!!

ジスさん僕も行く〜

ウォヌさん海は嫌だ

ハムスターうるさい!ここのメンバーは強制参加だ!!

ジフンさん行く

ハオ行きます

オッパ行く〜!




次々にメッセージが返されていく。

一名嫌がってはいるが、ほぼ全員行く気満々だそうだ。





「なに、みんな行くの。。」




当然のように家にいるチャニに声をかける。




「チャニも行くの？」


DN「い、行きたいです、、けど、、
ヌナの水着姿は見せたくないです！！」


「なんじゃそりゃ」




DN「それに、ヌナ、、、脱げないでしょ？」

と控えめに言ったチャニ。




私は海が嫌いってわけではないが、チャニが言うように水着を着るのに抵抗があった。




それは、背中にある刺青のせいだ。




青色や紫などの色が入っている菖蒲の花。

菖蒲家のみんなが入れていた物で、当然のように私にも入れられた。




これを誰かに見せるのは気が引ける。。




「そうなんだよなぁ」




でも、きっと私が行かないと言えばきっとチャニも行かないと言うだろう。

せっかくの友達と海に行くという青春イベントを私のせいで行かせない訳にはいかない。




いや、でも今は友達がたくさん出来たわけだし私が居なくても行くって言うかも。





「私はいいから、チャニは行っておいで？」


DN「ヌナいないのに行くわけないでしょ？」




何言ってんの？みたいな顔で言ってくるチャニ。






そんなにヌナのこと好きなの？





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