66. ページ21
.
各自、明日の準備に取りかかり、早めに睡眠をとることにした。
とは言っても壁の外の見張りは必要なので、今日の見張り担当であるハンソラとソクミンが外へ出て、壁のすぐそばにある高台へと上がった。
みんなが解散した後すぐにミンギュに声をかけたが、
今は1人になりたいんだ と言われたのでそっとしておくことに。
私は今日一日眠っていたせいか、なかなか眠ることができず外へ出てみる。
高台に登り、2人に声をかけた。
「よっ」
DK「あれ?A??寝なくて大丈夫なの!?」
「それは2人も同じだろ。今日ずっと寝させてもらったから、なかなか寝付けなくて」
VN「明日バテても知らないよ」
「大丈夫だって。」
私も見張りに参加し、3人で他愛もない話をしながら壁の外のウォーカーを眺める。
VN「A。」
「なに?」
ソクミンが怖い話を始めて数時間経った頃、話し疲れたソクミンを少し寝かせることにした。
するとハンソラが突然話しかけてきた。
VN「Aは何でそんなに強いの?」
「私?私は、、、何でかな、分かんないや」
強いて言うならお兄ちゃんに鍛えられたから?なんて言ってみると、
それは立派なお兄さんが居たんだね。とウォーカーを眺めるハンソラ。
「ハンソラも、強くなりたい?」
VN「もちろん。みんなを助けたいんだ。」
ウォーカーの次にソクミンを見て、そう呟いたハンソラ。
ここの人達は、みんな仲間思いで強い絆で結ばれている。
「スングァニとチャニを助け出した後、私が特訓してあげるよ」
VN「え、ほんとに?」
ハンソラは嬉しそうにハイタッチをしてくる。
袖からチラつく腕は筋肉質で、日頃から鍛えている証拠だ。
「ハンソラも強くなれるよ。」
誰かを守るために戦える人は、とても強くなれるんだよ。
.
121人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ジミン可愛い - 続きが気になります! 頑張ってください! (8月8日 14時) (レス) @page27 id: 93a23dc6d0 (このIDを非表示/違反報告)
Kaede.0807(プロフ) - 更新楽しみに待ってますねっ! (2020年10月24日 20時) (レス) id: 3d85b18928 (このIDを非表示/違反報告)
1996._.may(プロフ) - 最近更新をしていないみたいですね。。。続きまってます!これからも頑張って下さい! (2020年6月21日 18時) (レス) id: 0ca2f629c8 (このIDを非表示/違反報告)
めめ - 一気に読ませて頂きました!続き楽しみにしてます! (2020年5月26日 11時) (レス) id: 0ca2f629c8 (このIDを非表示/違反報告)
ホ ラ ン イ(プロフ) - しぃさん» ありがとうございます泣 そう言っていただけて大変嬉しいですまじで(本気)続きもどんどん書いていきますので、これからも読んでいただけるととても喜びます!!コメントありがとうございます!!! (2019年10月13日 22時) (レス) id: 7b3bb3ca55 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ホ ラ ン イ | 作成日時:2019年9月16日 4時