今日一日 (ページ15)

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それから私達3人は、共に行動するようになった。

この兄弟はこの世界に慣れているらしく、死体を倒すなんて朝飯前らしい。

私達の基地に乗り込んでくる生存者がいても、
"ホシウジ"と名前を聞くだけで冷や汗をかいて逃げていく。

どうやら、悪い意味で有名人らしかった。

「お前ら結構強いんだな。てっきり虫も殺せないのかと。。。」

HS「なんだって？！
ホシウジコンビって聞いたことねえのかよ！」

「ねえよ」

WZ「まあ、そこそこ喧嘩は慣れてるかな。
"前の世界"では好き放題してたから」

「可愛い顔して怖いこと言うのねジフンちゃん。。。」

WZ「足削ぐぞ」

「シャレになんないからやめて」

スニョンは身体能力が高く、接近戦に向いている。

ジフンは機械に強く、狙撃もお手の物。

でもなぜ、そんなに強いのにウルフズに捕まったのか。

私は不思議に思ったので、二人に話してみた。

「なんでそんな強いのにあんな雑魚達に捕まっちゃったのさ」

WZ「ウルフズのことか？
まぁ、それには訳があってな。。」

「訳？なんか弱み握られたとか？？」

HS「いや、その日は俺がちょっとミスっちゃって。。」

テヘヘ☆
と笑うスニョンに銃を向けるジフン。

いやいや落ち着け

HS「ヒッ！」

WZ「テヘヘじゃねえ殺すぞ。
こいつが爆弾で遊んでたら銃全部ぶっ壊しやがって抵抗出来なかったんだよ」

HS「まじごめん謝るから銃下ろしてくださいジフンさん」

「すげえバカなんだな、スニョンは」

WZ「まじでありえねえ。軽く10丁は灰になったぞ」

HS「ごめんって！！！！」

「まあ、銃がないなら私のやるよ」

HS「え！いいの？！！」

「もちろん。銃ないからまた捕まりました～
なんてことがあったら笑えないからな。」

HS「まじ女神！！！！ありがとうA！！」

WZ「次やったら殺す」

「兄貴に向かって殺す殺す言うなよ。。
あ、あとスニョン。こんな所で爆弾作んなよ」

HS「え～、だって～、、」

「だってもクソもない。危ないだろ」

HS「チェッ。分かったよ」

「よし。じゃあ、食料でも調達しに行く？」

ジフンがやっと銃をしまってくれたので、
私は話題を変えるためにも調達に行こうと提案した。

が、二人は動く気配がなかった。

お腹すいてないのかな。