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97. ページ46

あ、ありがとうございます。。


なんて言って泣き止んだ少女は、

俺の名前を聞いてくる。




?「あ、あの、、、あなたの名前は?」

「キムテヒョンだよ。君の家の隣に住んでるんだ」


?「家の隣。。。。あ、もしかして、

よく窓からのぞいてる方、、、ですか??」



バレてんのかーい



「あ、そう、、、ご、ごめん、、、」


何それ、本当に気まずい。。。


なんて少しバツが悪くなっていたら、

少女は笑い出した。


?「全然大丈夫です!!

私もたまにあなたの家から聞こえる笑い声とか聞いて、

なんだか嬉しくなってたんです」



うちではそんな事ないから、、、

なんて、小学生とは思えない表情をする。



「君の家、厳しいの?」

なんて、あの光景を毎日見ていると聞かなくてもわかる。



?「あ、ううん。そんな事ないです。

私のためにって、みんな色んなことを教えてくれてます。」


そんなのおかしい。


銃や刀を自分のために使う事なんて、

この世界では戦争にならない限りあり得ない。


多分この子は、

両親に上手いこと使われる駒の1つなんだろう。



だが、そんなことまだ幼い少女が分かるわけがない。



助けたい。


普通の女の子として暮らして欲しい。


だって、少女漫画を握りしめているんだもん。



「ねぇ、たまに俺の家遊びに、、、」


なんて俺が話している途中で、

少女は突然顔を強張らせる。


どうしたの?なんて聞く前に、

スーツ姿の男が3人ほど目の前に現れた。


[お嬢、何してるんですか、こんなところで]

?「い、いや、その、、」

[またくだらない漫画でも読んでいたんでしょう]

?「そ!そんな、、こと、、、ごめんなさい。」

[行きましょう]


はい。と抵抗することもなく連れて行かれる

少女は、一瞬振り返り、俺に手を振った。


やっぱり助けたい。


あんな人達に立ち向かう勇気や力なんて更々ないが、

どれだけ時間がかかったとしても、絶対助けたい。



その日から俺たちはちょくちょく窓から覗いては、

誰にもバレないようにこっそり手を振る。


それが習慣になっていた。



それから2年後、

お隣さんの家のご両親は亡くなった。


事故だなんて言われていたが、

きっと違うんだろう。


俺はそれを聞いてすぐに

あの少女のことが気になってしょうがなくなった。

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沙紀 - ホ ラ ン イさん» 嬉しいです!おぬよん待ってまーす  (2019年8月24日 11時) (レス) id: 22ed5e64bb (このIDを非表示/違反報告)
ホ ラ ン イ(プロフ) - 沙紀さん» 同士よ。。。。おぬよんかっこいいし面白いしってかセブチって素晴らしい(エモい)ウォヌ全然出てきてないので、これから沢山出していきますね!!! (2019年8月23日 20時) (レス) id: 7b3bb3ca55 (このIDを非表示/違反報告)
沙紀 - ホ ラ ン イさん» 私はにペンのハズなんですよ笑 近頃おぬよんのかっこよさに目覚めて不倫してます笑 (2019年8月23日 19時) (レス) id: 22ed5e64bb (このIDを非表示/違反報告)
ホ ラ ン イ(プロフ) - 沙紀さん» スンチョルにストーカーされる。。。うん。。。良き。。。。。私はハオペンなんですが、最近ボノニの魅力にやられちゃいまして。。。ボノニに浮気してます(真顔) (2019年8月23日 14時) (レス) id: 7b3bb3ca55 (このIDを非表示/違反報告)
ホ ラ ン イ(プロフ) - KOMKOMさん» まじで嬉しいです!!!嬉しい以外の何者でもないです大好き!!! (2019年8月23日 14時) (レス) id: 7b3bb3ca55 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ホ ラ ン イ | 作成日時:2019年8月20日 12時

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