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ラーメンを受け取り、ハンソラを探す。
こっちこっちとスマホを突きながら手招きをするハンソラは、
先に3人分の水を用意してくれていていた。
何この二人。出来た子!!!
「ハンソラ、水ありがとうね」
VN「いいよ。それじゃあ食べようか」
私は手を合わせていただきます。と一言いい、ラーメンをすする。
うまい、うまいぞここのラーメン!!
テーブルに置いてある一味を手に取り、自分好みに辛めにする。
SG「げっ!そんなに一味かける人はじめて見たよ。。」
VN「A、辛いの好きなんだね」
「うん!辛いの大好き!」
そう言いながら、私は一味の入った瓶を10回ほど降り、スープを口にする。
そのままでも美味しいが、辛い方がもっと大好きだ。
辛いのが苦手なスングァニに一口スープを飲ませて、
むせているところを見てハンソラと笑っていた。
我ながら性格が悪い。
ラーメンを食べ終え、食器を片付ける。
食後はどうしてもタバコを吸いたくなる。
二人にはちょっと散歩してくる。なんて訳の分からない嘘をついて、倉庫裏へと行こうとする。
すると、スングァニが引き止めてきた。
SG「ねえA!
どうせタバコ吸いに行くんでしょ??
僕もついていっていい?」
なんてことを言い出した。
「え、なんでよ。
もしユンギ先生にバレたら、
スングァニも生徒指導かもよ?」
こんな真面目な子をユンギ先生の餌食にするわけにはいかない。
SG「い、いやぁ、もうちょっとAとお話ししたいなぁって思って。
それに、生徒指導ってちょっと憧れだったから!」
ヤンキーっぽいじゃん!
なんて笑いながら言うスングァニ。
ヤンキーなんて憧れるなよ。
なんて思いつつも、こんな可愛いことを言われたら断れない。
ハンソラはどうする?なんて聞いてみると、
黙ってついてくる。
可愛い。
「でも、本当にユンギ先生に見つかっても知らないからね!」
最後に念を押し、倉庫裏へと行く。
するとそこには、すでに先客がいた。
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作者名:ホ ラ ン イ | 作成日時:2019年8月17日 2時