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TH「まぁ、今日は俺も忙しかったし」
私が注意したのでちゃんと手を洗いだすオッパ。
いい子。尊い。
「オッパが忙しいことなんてあるんだね」
TH「なんだと〜！
だって今日は、ウリジミナの晴れ舞台だったからな！！
俺がカメラを回さないでどうする！！」
なんて泡だらけの手を振り回して遊び出す。
おい、やめろ。
オッパが来ると、毎回掃除が大変になる。
そこも可愛い所だけど。
「こら、泡吹き飛ばすな。
そっかそっか、良くわからないけど重大な役を任されてたんだね」
TH「いや、俺が勝手に録ってただけなんだけどね。
なんならジミナには嫌がられたし。
それに先生にスマホも没収された。」
ほら、おかしな人でしょ。
「あ、それで連絡もなしに訪問してきたのね」
そうなんだよ〜！
まったくユンギ先生ってば〜。
なんて頬を膨らませる。
あぁ、尊い。
TH「ま、でもちゃんと学校に来たAへのご褒美と、
祝お友達作り！！のお祝いをしないといけないなと思ってさ！！」
なんてウキウキしながらケーキを取り出すオッパ。
果物が食べれない私のために、
ちゃんとチーズケーキを買ってきてくれている辺り、ポイントが高いぞ。
良く出来たお兄さんだ。
お湯が沸いたのでコーヒーを淹れ、
二人でリビングへと移動し、手を合わせる。
私の真似をしてか、オッパも日本語で
いただきます。
と一言呟き、ニコニコしながらケーキを頬張る。
オッパがケーキ食べたかっただけなんじゃないのってぐらいがっついてる。
「あ、そういえばオッパ。
オッパって何か部活とか入ってるの？」
TH「俺？もちろん！
化学部だよ。
ちなみに部長でもある！」
なにそれ
「なに化学部って。
どんな事するの？」
TH「んー、よくわかんないけど、ミジンコ見たりする。」
え、なにそれ
「ってか部長ならよくわかんないとダメでしょ」
あはは〜、たしかに〜
なんて言いながらケーキを食べるのに夢中になっているオッパを見て、
まぁ、どうでもいいか。なんて思い
私もケーキを食べ始めた。
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作者名：ホ ラ ン イ | 作成日時：2019年8月17日 2時
