最高で最悪 (ページ31)

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oh...

この童顔この身長を見て誰が年上だと思うだろうか。

なんて驚いていると、ジフンさんは少しムッとした顔で喋り出した。

WZ「ねぇ、ニ年には見えなかった。

とか失礼なこと考えてるだろ」

と、私の思っていたことを口にするジフンさんに驚く。

ってか、こんなこと言うってことは

何度か他の人にも言われたんだろうな、

なんて思って可愛く思えてきた。

「そ、そんなことないです！」

WZ「もういい。嘘ってわかるし」

そっぽを向いて少し不機嫌になってしまったジフンさんは、本当に可愛らしい

WZ「ねぇ、君の名前は？」

不機嫌そうながらも、会話はしてくれるジフンさん。

あぁ、やっぱり可愛い。

あー、可愛いしか言ってねえや。

「菖蒲Aです。」

そう名前を教えると、ジフンさんは目を少し見開き、

君が。。。なんてボソッと呟く。

WZ「ユンギヒョンから聞いてるよ。

問題児が来たって」

「な！なんですって？！

くそー、ユンギ先生のやつ！！」

ケッ！

他の生徒にそんなこと言いふらすやつだなんて思っても無かったぞ！！

WZ「あ、ユンギヒョンは別に

他の生徒に言いふらしたりはしないからな」

「でも、ジフンさんには言ってるじゃないですか」

ジフンさんは特別ってこと？

やだ、なんか怪しい匂いがするじゃない。

しかも、ジフンさん、

ユンギ先生の事ユンギヒョンって呼んでるし。

WZ「だって、実の兄だし」

ほら、やっぱり怪しい、、、

ってえ？？

「お、お兄さん？？？！」

WZ「うん。お兄さん」

「え？！」

こりゃあ驚いた。。。

たしかに顔が似てなくはないけど、

兄弟だなんて誰が思うのか。

WZ「そう言う事だから、

俺の前で変なことはしないようにね」

なんてイタズラっぽく笑うジフンさんは、

やっぱり赤ちゃんのように見えた。