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19. ページ21

男は全く動かなくなる。


えーっと、、

ちょっと技決めただけで倒れちゃったんだけど。



よくこんな弱い奴に囲まれてメソメソしてたなビックボイス君よ



[お、おい、なんだよこいつ]

[て、テメェ!!!]



次々に襲い掛かろうとする男どもを一掃する。


ざっと8人はいたが、ものの数秒で5人をなぎ倒す。




いや待て待て、こいつらなんかより

うちのチャニの方がよっぽど強いんじゃねえか



[お、おい、あいつまさか、、!!]

[あ、青い悪魔、、、!??!]



なんかやべえもんでも見たような顔つきで、

走って逃げていく集団。



そんな中、少し強く殴ってしまった1人が

ノロノロと動き逃げようとする。





「おい」

[ヒッ、、!]





「お前、この子にまた手出したら知らねえからな」



[は、はい、、、!!!]



そう言って急いで逃げていく男達を見て、笑いそうになる。




「強くもねえ度胸もねえ男が粋がんなよな」




本当に弱い奴ほど喧嘩売るよなぁ。。。








って、やばい!!!

こんなことしてる暇じゃなかった!!!



私は残り時間が少ないことに気がつき、

急いでタバコに火をつける。




?「あ、あの、、、」



「は、はい!!?」



やばい、そういえばもう1人居た。。。!



?「あ、その、、、」




「あ、お願いします!!!

ユンギ先生には言わないでください!!!」




あの人の指導を毎日受けるなんて絶対に嫌だ




なんで誰もいないと思っちゃってんだ自分。

ってかこの子影薄すぎかよ!




話しかけられるまで絶対忘れてたわ!






?「あぁ!!タバコのことは言いません!!

そ、そうじゃなくて、あの、

ありがとうございました!!!」





いや、うるさい!

声でかいよこの子!!!


ユンギ先生にバレたらどうすんの!!




「いや、それは大丈夫なんで

静かにしてください!!!!」





私は急いで誰も来ないうちに

タバコを吸うことに全身全霊をかけた。




?「あ、あの、君の名前、

教えてもらってもいいですか?」

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作者名:ホ ラ ン イ | 作成日時:2019年8月17日 2時

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