最高で最悪 (ページ4)

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誰だ、私の大事な睡眠時間を削るのは

？「ヌナ～！起きてるんでしょ～！！

今日は入学式なんだからちゃんと学校行きますよ～！！」

うるせえぞ、本当に。

私のことをヌナと呼び、家まで来るやつは1人しかいない。

「チャニやー、ヌナは熱があるみたいだ。

学校には行けそうにないよ」

DN「はいはい。そんな冗談は言いから早く用意してください！」

チェッ。
この子は本当に余計なお世話を。。。。

DN「ん？いま余計なお世話を～とか思いませんでしたよね？」

「うるせえな、用意すればいいんでしょ！？」

この余計なお世話野郎は１つ年下のイチャン

元気いっぱいでダンス大好き野郎。

歳上にも言いたいことは言っちゃう正直者だから、

昔ダンス部の先輩にリンチ食らったことがあるんだよね

そこをたまたま通りかかってしまったもんだから

無視はできないな～と思って助けてあげたんだけど、

その日を境にチャニは私に付き纏って来るようになってしまったのです。。。

毎朝ヌナー！と叫んでは学校に無理やり通わされ、

学校を抜け出そうものなら直ぐに電話がかかってくる

私からしたら本当に厄介な人物なのだ。

「なぁ、チャニや。お前私のこと監視でもしてんの？」

ふと気になった事を聞いてみると、

DN「何言ってるんですか。

僕はヌナのことならなんでもお見通しなんですから」

と、とても怖い返答をされた。

「なんでもってことは、今日の下着の色もわかんの？」

DN「な、な！

な、何馬鹿なこと言ってるんですか！！

ヌナのピョンテ！！！！！」

そんな慌てる事かしら

可愛らしい後輩ちゃんねぇ

厄介でめんどくさいやつだけど、

友達もいない私なんかに懐いてくれている

大事な可愛い可愛い後輩でもある