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13. ページ15

SG.side



僕は昔からいじめられていた。


顔がブサイクだ〜とか、

名前にもブスって入ってる!とか

デブだとか。


小学生の頃はきっとみんなは、

きっとイタズラぐらいで楽しんでいたのかもしれないけど、

僕は毎日毎日、心ない言葉で傷ついてきた。



でもある日、転入生がやってきた。



それが今の大親友であり、

相方であるハンソラだ。



ハンソラは周りに流されない

自分を強く持っていた子で

周りから避けられていた僕にも

自然に話しかけてくれたんだ。


それ以来僕はハンソラが大好きで、

ずっと一緒にいる。


今でもハンソラの存在に感謝しても仕切れないんだ。



だけど、中学に上がって

ハンソラと一緒にいることが少し減っていた。

それから僕はまた少しづつ虐められるようになっていった。


それも、小学生の頃の嫌がらせとは比べ物にならない物で、

よく漫画に描かれているような、

給食にゴミを乗せられたり、

トイレで水をかけられたり。


本当に苦痛だった。


それでもハンソラが守ってくれたから頑張れた。


だけどある日、ハンソラが数ヶ月だけ

アメリカに帰らないといけなくなった。


その時、ハンソラは僕を1人にするのが嫌だって

泣いて両親に残ることを頼んでくれたんだけど、

どうしても帰らないといけなかったみたいで

ハンソラの両親を困らせてしまった。


とことんハンソラは良い親友だ。

ハンソラが残ることは出来なかったけど、

それでも、そのハンソラの行動がすごく嬉しかった。



数ヶ月。たった数ヶ月我慢すればいい。


ハンソラには僕より家族の時間を優先して欲しくて、

気をつけて行ってらっしゃい!

なんて無理やり笑顔でお別れした。

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作者名:ホ ラ ン イ | 作成日時:2019年8月17日 2時

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