# 88 ページ39
makoto side
慎『遅いなあいつ....』
樹『白濱先輩、保健室じゃね？』
慎『ちょっと見に行ってくる』
ただ伝えるだけだろ。
何分かかってんだよ。
走って保健室に向かうと、保健室の目の前で立ち尽くしてるAを見つけた。
話しかけようと思った時、誰かの声が微かに俺の耳に届いた。
『.....俺がずっと、守ってやりたかったなあ。 もっと早く気持ち伝えてれば、今でも俺がAの隣にいれたのかなって、いつも思うんです』
....この声、まさか。
あいつ、諦めたんじゃなかったのかよ。
どこまでAを苦しませれば気が済むんだよ。
自分で終わらせたくせに、ふざけんな。
と思っていた矢先、Aの体がフラフラして、そのまま倒れてしまった。
慎『A！！』
俺はAの元へと駆け寄り、声をかける。
慎『おい、おい！ 大丈夫か！』
『どうしたの....ってAちゃん！？』
保健室のドアがガラガラと開き、吉野とバスケ部の先輩が出てきた。
やっぱり、こいつの声だった。
唖然としてる表情を見て思わず怒りをぶつけた。
慎『....何回こいつを傷つければ気が済むんだよ』
北『え....』
慎『もう諦めたんだろ？ 自分から離れる決断したんだからそれ貫けよ...！』
北『....ごめん』
慎『.....っ、くそ....っ』
なんだよ、まだ全然諦められてないってことかよ
悪いけど俺も渡す気さらさらないし、Aが俺のそばにいてくれる限り、俺もそばにいたいって思う。
譲らねえよ、意思が弱いやつなんかに。
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まいぽん(プロフ) - まこたむーーー！！！切ない・・・。 (2020年4月10日 23時) (
レス) id: 0b1b1da15f (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ - ぁぁ(;_;)(;_;)慎くん…そうきたか…(;_;) (2020年4月10日 16時) (レス) id: ad7747e186 (このIDを非表示/違反報告)
北ちゃん - めっちゃ良いところでお話が満タンに、 (2020年4月10日 16時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
はるはるぴ(プロフ) - まこちーーーー（ ; ; ）辛い（ ; ; ） (2020年4月9日 17時) (レス) id: f5d2b72d0f (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - まーこーつー(><) (2020年4月9日 17時) (レス) id: f4419693f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぐれーぷ
| 作成日時：2020年1月15日 0時
