# 51 ページ2
.
次の日の朝、またまた寝坊した私は、北ちゃんとの集合時間の10分後に家を出た。
おかしいなあ、いつもならLINEやら部屋に入ってくるやらでなにかしらやるのに。
どうせ寝坊だろって大人しく待ってるのかな。
そう思いながら玄関を開けたら。
『よっ』
「え、慎くん！？」
慎『なに、嫌なの？』
「いや、ビックリして....」
慎『北人が一緒に行ってやってって言うからお迎えに来た』
「北ちゃんが...？」
だから連絡なかったのか。
北ちゃんなりに気使ったのかな。
慎『ほら、早く行かないと遅刻すんぞ』
「あ、うん！」
なんだかいつもと違う朝に違和感を感じながらも、慎くんと一緒に登校できるのはとってもに嬉しい。
あっという間に学校について、教室へと向かう。
樹『なに、早速一緒に登校？』
慎『うっせーよ』
樹『ラブラブだね〜』
慎『ったく、こんなやつほっといて早く行くぞ』
「あ、じゃ、じゃあね樹くん！」
今日の朝練はOFFだったから、教室の中は割とスカスカ。
慎『朝の教室ってこんな静かなんだな』
「ね、朝練終わってから入るからにぎやかだよねいつもは」
慎『まあいいじゃん、なんか2人の空間って感じ』
付き合ってから知ったこと、慎くんは実は甘々。
私が照れるようなことサラって言っちゃうの。
「まあ他に人いるけどね」
慎『細かいことはどうだっていい』
そしてすぐツンに戻る。
キュンキュンなりっぱなしだよ、もう。
すると教室のドアがいきなりガラガラっと開いた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1015人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まいぽん(プロフ) - まこたむーーー！！！切ない・・・。 (2020年4月10日 23時) (
レス) id: 0b1b1da15f (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ - ぁぁ(;_;)(;_;)慎くん…そうきたか…(;_;) (2020年4月10日 16時) (レス) id: ad7747e186 (このIDを非表示/違反報告)
北ちゃん - めっちゃ良いところでお話が満タンに、 (2020年4月10日 16時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
はるはるぴ(プロフ) - まこちーーーー（ ; ; ）辛い（ ; ; ） (2020年4月9日 17時) (レス) id: f5d2b72d0f (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - まーこーつー(><) (2020年4月9日 17時) (レス) id: f4419693f0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぐれーぷ
| 作成日時：2020年1月15日 0時
