危険な香り ページ3
Aside
こちらに背中を向けて着替えている壱馬のとこへ歩み寄って行く。
「か、壱馬? ごめ......」
私が言いかけている時に壱馬は振り返って私をその場に押し倒した。
壱『んなことで怒るかばーか。』
「な、騙したの!?」
壱『騙されるほうが悪いんだろ』
騙したことにも怒っているがそれよりなにより私の状況を整理しますと
ただいま、押し倒されてるわけであります。
そして、壱馬さん、着替え中だったので上裸です。
さて、どうする私。
「あのー、どいてもらっても.....?」
壱『やだ』
「なんで!」
壱『.....A、今の状況分かってんの? 俺いつでも襲えちゃうんだけど』
「なっ.....!」
朝の壱馬さんも危険すぎる....!
やばいやばい、どうしよこのままじゃほんとに襲われちゃう.....!
さすがに心の準備が....!
私がぎゅって目を瞑ると
壱『ふふっ、はははは!』
いきなり笑いだしたこのドS王子。
びっくりして目を開けたら
壱『嘘に決まってんだろ。 襲わねえよ朝っぱらから』
そう言って私から離れた。
襲われると一瞬でも思ってしまった自分が恥ずかしい。
朝からやってくれるなドS王子め.....!
「....もう朝起こしに来ませんからね!! 失礼します!!!」
そう言い放って私は部屋を出てった。
.
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chiiiiz(プロフ) - 終わってしまって寂しい気持ちもありますが、とても楽しく読んでました!次回作も応援してます! (2019年10月2日 7時) (レス) id: 19efa867a8 (このIDを非表示/違反報告)
ぐれーぷ(プロフ) - ゆいさん» ありがとうございますすごく嬉しいです(><) また作品みていただければ嬉しいです\(^^)/ (2019年10月2日 1時) (レス) id: 9ea03a4760 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 本当にすごく良くて切ない部分もあれば微笑ましい部分もあって本当に良くて、またみたいです これからも頑張ってください (2019年9月28日 19時) (レス) id: 056ea52e70 (このIDを非表示/違反報告)
ぐれーぷ(プロフ) - ピコさん» ありがとうございますそう言って頂けて嬉しいです〜! (2019年9月16日 18時) (レス) id: 9ea03a4760 (このIDを非表示/違反報告)
ピコ - はまってしまった~!更新待ってます!頑張って下さい! (2019年9月1日 12時) (レス) id: e885a35091 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぐれーぷ | 作成日時:2019年7月21日 23時