星空が降る夜に 《北×慎》

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you side






わ、笑った...！


長谷川くん、笑うと幼く見えるな...


ますます不思議だ。




だってさ、最初素っ気ないと思ったら今度は部活一緒に行こって言ってくるし、意地悪かと思えば優しいところもあるし...




「んふふ、もう私の中では長谷川くん=不思議な人になってしまった」

慎『はあ？』

「でも、長谷川くんのこと、たくさん知れてよかった」

慎『....っ』







不思議って思えるほどに、ここ数日で長谷川くんのことをたくさん知った気がする。


まさか長谷川くんと普通に話せてるなんて、入学した日は思ってもなかっただろうな〜。






慎『....今日、一緒に帰らない？』


「へ！？」






こ、今度は帰り！？

しかもめちゃくちゃ急だからびっくりした....

ど、どうしよう、軽くパニック起こしてどうしたらいいのかわかんない....！








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？『A。 帰ろ』


「ほ、北ちゃん！」


北『帰りはいつも俺と帰ってるから。 じゃ、そゆことで。』




強引に引っ張られる腕。


なんか、いつもの北ちゃんじゃない。





「ごめんね長谷川くん！ また明日！」






長谷川くんは呆気にとられていた。


北ちゃんも強引なんだから....！



なんか今度長谷川くんにお詫びしないと....







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