星空が降る夜に 《北×慎》

# 14 ページ14

you side





「うわあ！ 久しぶりの北ちゃん家！」




私はリビングにあるソファにダイブした。

北ちゃんちのソファ、めちゃくちゃふわふわなんだよね〜！




北『子どもか。笑』

「北ちゃんに言われたくない」

北『俺のどこが子どもなんですか！！』

「んー全部！！」

北『....もーAなんてしーらない』




子どもが怒った時のお決まりのセリフを言い放つと、そっぽ向いて制服を脱ぎ始めた。

え？ 制服脱いでる？




「ちょ！北ちゃん！ なに制服脱いでんの！！」

北『いいじゃん別に。』




よくないわ！！！ ってもう上裸だし....

さすがに男子高校生の上裸はやばいって...




「とりあえず服着て！！」

北『服ね〜....』




そう言うと、北ちゃんは手の動きを止めて、こっちに歩いてくる。

ちょ、なになになに、なんでこっち来るの〜！








北『じゃあ、Aが着させてよ』

「へ？」

北『俺子どもだから服着れないから着させて』




何言ってるんだこの大きな子どもは。


早くって急がせる度に近づく北ちゃんとの距離。

近づくと、つい目に入ってしまう北ちゃんの身体。

綺麗に割れた腹筋に、鍛えられた腕。

私が知らない間に、こんなに男の人になってたなんて。



そんなの見ちゃったら、もう....






「む、無理〜！！！」







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