幸せを貴方に (ページ10)

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会話ページ10

楽屋で携帯をいじってるときに

涼太君に声をかけられて

何かな？と思って聞くと貰ってきたクッキーのお店が知りたいとのこと。

一緒に行く？って誘ったとき

ピンコンとなる俺の携帯。

見てみると

Aこんにちは。追加させていただきました!

え！！キタァ！！！

絶対引かれたと思ってたのに！、

急いで返信する。

アイコンは可愛いクッキーの写真。
カフェの店員さんらしいなって思っていると
返ってくる返信。

Aいえいえです!大丈夫ですよ!

これだけの会話も嬉しく感じるのはなんでだろう。
返信をした後に名前を呼ばれてることに気づいた。

玲於「行く日決まったら教えてね、涼太君」

涼太「了解。！」

2人ともにやにやしてどうしたんだろう。？

涼太「じゃ、隼、都合のいい日決まったら連絡して！」

って言って王子のオーラを漂わせながら帰っていった背中を見つめていると

楽屋には俺1人。

「ちょっとちょっと！！置いてかないでよ！！」

事務所の廊下を走りながら

また会えるって思うと胸がドキドキしてワクワクする。

今なら僕、片想いめっちゃ上手く歌える自信ありますよ。