忘

13　　reo side ページ13

･








ああ、やっと終わった





座ってる時間長すぎて



お尻痛すぎるわ




疲れた。






隼はでけえ声で叫ぶし、、笑









Aちゃん




一年三組









　








君について




名前とクラス





たった2つしか知らないのに









無意識に見てしまう
　







視界に入るたび好きな気持ちが膨らんでいく









『 隼〜 』



隼「 はーい。行こー。 」




女「 え、2人どこ行くのー？？ 」





どこでもいいだろ(笑)



無駄に話しかけてくるやつはいっつも無視





優しく見える隼でも無視してっから笑









階段降りて







Aちゃんのクラス




一年三組を探す









隼「 あーーーーーったあーー！ 」




『 うるさい、 』








ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ






女「 え、かっこいい 」


女「 先輩だよねっ？何だろ〜 」


女「 ねえ！目合ったんだけど！ 」








『 なあ、女ってうるせえ奴しかいねえの？(笑) 』



隼「 それは思った(笑)





でも、






あそこ見て 」




　





そこは一番後ろの席






俺らが来たことなんて知ってもいないような顔でピンク髪の子と話してる








隼「 呼ぶよ？ 」




『 ん 』






後ろの扉の方へ行って






呼んでみる





まあ、呼ぶのは隼だけど









隼「 あの〜









･








･




Aちゃん居ますか〜？ 」







綺麗な黒髪をなびかせながら





振り向いたあの子









もう目が話せない

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