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始まり ページ9

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『...........どこ行くの?』



お互いに無言のタクシーの中で聞いてみる



壱馬「だから俺ん家」


『何で?』



壱馬「何でって......悔しくないん?悲しくないん?」


『あぁいうことしてるのは知ってたから、それに一番は私って言ってくれたし』


壱馬「じゃあ何で泣くん?」


『そりゃ、目の前で見たら泣くでしょ苦笑』


壱馬「...........とりあえず臣さんに連絡しぃや」


『なんて?』


壱馬「"終電逃したから今日かえれない"みたいな」


『......わかった』



__________________________________________________

Aごめん!終電逃しちゃって帰れなくなった!


おけ、俺も仕事入った

__________________________________________________



『はい、送った』


壱馬「よし、マンション着いたし行くか」


『私お泊まりセットなんて持ってないよ?』


壱馬「下着はないけどジャージ貸したるわ」


『ありがと』


壱馬くんがオートロックを解除してるあいだも

エレベーターを待ってる時も

エレベーターに乗ってる時も

廊下を歩いてる時も

お互い、一言も喋らない



やっと喋ったのは玄関に入ったとき


壱馬「なぁ」


『ん?どうしたの』


壱馬「..........言いにくいんやけどさ」


『うん』


壱馬「臣さん、そういうことしてるわけやん?」


『......そうだね』


壱馬「俺らもしようや」


『......何言ってんの?』


壱馬「今夜だけ、今夜だけでいいから、だから......抱かせて」



何を言うのかと思えばとんでもないことを言い出す壱馬くん



壱馬「あかん?」


臣のことは大切


でも、壱馬くんと繋がりたい
臣だけそういうことするとかズルい
それなら私も...........


『いいよ』



悪くない、私は悪くない


臣も同じことしてるもん


壱馬「じゃあ、手加減せぇへんからな」





いきなり降りかかる深いキス


そして私たちは寝室へ


今から、長い長い夜が始まる

罪ですか?→←目にしたくない真実



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ぴーゆい(プロフ) - 片寄みゆなさん» 素敵だなんて.......!!まだまだです!! (2019年3月12日 20時) (レス) id: ce51d072e7 (このIDを非表示/違反報告)
片寄みゆな(プロフ) - ぴーゆいさん» いえいえ!こちらこそ素敵な作品をありがとうございます! (2019年3月12日 15時) (レス) id: c5f011830b (このIDを非表示/違反報告)
ぴーゆい(プロフ) - 片寄みゆなさん» ありがとうございます!めっちゃうれしいです!!更新頑張ります!!! (2019年3月11日 7時) (レス) id: ce51d072e7 (このIDを非表示/違反報告)
片寄みゆな(プロフ) - お話作るのすごい上手ですね!更新頑張ってください! (2019年3月11日 4時) (レス) id: c5f011830b (このIDを非表示/違反報告)
ぴーゆい(プロフ) - ゆーみさん» コメントありがとうございます!!がんばります!待っててください♪ (2019年2月13日 21時) (レス) id: ce51d072e7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴーゆい | 作成日時:2018年12月27日 22時

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