一夜だけ一緒に

二人だけの ページ4

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壱馬「Aさん何食べます？」


『んー......パスタかな』


壱馬「臣さんは？」


臣「俺、ハンバーグ」


壱馬「じゃあ頼みますね」



壱馬くんって気配りできる子なんだ

それに比べて臣はスマホをいじってる


壱馬「臣さん達っていつからですか」


臣「1ヶ月半ぐらい?」


壱馬「え！長いっすね」


『まあ、そうだね笑』


壱馬「てかAさんって何歳ですか？」


『え〜女性に年齢聞くの〜？笑笑』


壱馬「あっ」


『いいよ笑教えてあげる、私は24歳、壱馬くんは？』


壱馬「僕は22になる21です！早生まれなんで」


『意外と近いね』


壱馬「臣さんいいですね！彼女とか、憧れます！」


臣「ん？あぁ、うん笑笑」


『臣、スマホしまいなよ』


臣「店から連絡がしつこいんだよ」


『電話してみる？』


臣「あぁ、そうする。ついでにちょっとトイレ」


『えっちょっ！』



壱馬くんと二人！？
初対面だよ！？
年下だよ！？
どう接するの！？


壱馬「Aさん、緊張してますか？」


『えっううん！大丈夫笑』


壱馬「それと、タメでもいいですか？」


『全然いいけど......』


壱馬「けど？」


『臣はいいのかなって』


壱馬「じゃあ二人きりのときにしましょ」


『............うん、わかった』



てか、この先会うことあるのかな？



壱馬「さっそくだけど、LINE交換しよ?」


『これも秘密でいい？』


壱馬「いいよ」



秘密だなんて

ちょっとやらしい言い方





ガラガラ



臣「ただいま〜」


『あっお帰り！』


壱馬「もう超気まずかったです！」



臣「ごめん、ごめん笑笑」


『電話どうだった？』


臣「なんか人が足りねぇとか、客が俺氏名してるらしい」


『臣、人気だね』


臣「んーまあ、」


壱馬「臣さんも忙しいみたいなんでもうお開きにします？」



『そうだね』



臣「じゃあ会計してくる」



壱馬「いや、俺がしますよ！」



『えっ私払うよ』



臣「お前らは俺に奢られとけ笑」



壱馬「......すいません、ありがとうございます！」
『いつもありがと笑』



臣「よし、会計終わったし、帰るか！」

『うん』


もうちょっと一緒にいたかったな壱馬くんと


壱馬「じゃあ、さようなら！」


臣「じゃあな！」
『じゃあね！』




臣「壱馬も帰ったし、俺らも帰ろ」

『うん、にしても寒いね！』

臣「じゃ早く帰るぞ」


『どっちからお風呂入る?』


臣「一緒に入る？」


『バカ』



臣「ごめん笑」

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