君との恋は１ヶ月 (ページ6)

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you side

ビックリした....｡

さっきのはまあその
事故だとしても
ドキドキしたっていうか

壁ドンなんてされたことないし
私にとっては無縁だと思ってたし
とりあえず心臓が止まったかと思った

それにそれに

樹..くんってパッと見てもカッコいいけど
近くで見たら案外こんなところにホクロあるんだとか
なんかネコ顔だなぁとか
もっとカッコよく見えるなぁとか
いい匂いだなぁとか
いろいろ考えてた

それにちょっと意識しちゃって
どうしようもなく気まずくて

顔、絶対赤いだろうな～って思うと
誤魔化さなきゃいけないって思っちゃって
余計に体中が熱くなってく

でもそれは私だけじゃなくて
目の前の樹くんもで
ちょっと親近感？というか
うれしかった

それから歩いて5分後

すごく大きなショッピングモールについたけど
ホントにこんなところにいてもいいのか......｡

樹「女の人って何がいるの？」

いきなり始まった会話に少々驚いたけど
なるべく自然にしなきゃ！

『えっーとー最低限に必要なのは、衣類と、
　その......あれです......あれ』

そう
あれというとは
女の子特有のあれに必要不可欠なもの

樹「あれ？ごめん、あれって何？」

残念ながら樹くんには伝わらない....｡

もうこうなったら！

『月１で必要なもの....』

通じて！！

樹「月１....女の子....あっ！そっかごめん、わからなくて」

通じた！

樹「とりあえずじゃあ、服から見よっか」

『うん。ごめんねいろいろ』

気使わせてるよね
多分

樹「何が？あ、ついたし見よ～」

樹くんってなんか

ホントに優しい人