いつまでも。 佐野玲於

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玲於……







どうして……








亜嵐くんの言ってた“玲於”は玲於のことだったんだ……









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玲於との記憶はもう忘れてたはずなのに、、、









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高校1年の夏。


私は佐野玲於を好きになった。







ダンスに熱心なかっこいい姿。

でも踊ってる時以外の表情、喋ったりすると可愛くて、、、



どんどん玲於に惹かれた。









高校2年の夏。



玲於とは仲良くなり、夏休みにデートに誘われた。





デートは水族館に連れてってもらった。

彼は私が魚を好きなことを知って。







そこで、、、、


私が1番大好きなクラゲの水槽の前で



「好きで好きでたまりません！」





そう告白された。









それから私たちのカレカノ生活が始まった。









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大学卒業間近のある日。









「A。ごめん別れよ。」








私は彼。玲於に振られた。









辛かった。





こんな辛い過去なんて消えてしまえばいいと思った。









それから大切は人を手放すのが怖くて怖くて……









人と接して来なかった。









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彼と別れてから数年経ったある日。




私はゆきちゃんと出会った。





その時のゆきちゃんは人と接する事の出来なかった私にこう言った。







「もっと笑って喋らないと辛くないことまで辛くなるよ？笑うには喋るには人が必要でしょ！私が貴方のしゃべり相手になってあげる！！」









そのおかげで店員業も普通に出来てる。




ここまで来れたのはほんとにゆきちゃんのおかげ。







ゆきちゃんには感謝してる。









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なのにそのことが無かったかのように辛い記憶が蘇ってくる。









あなたを見ると。









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作者です！



やっと玲於くん登場ですね！！！






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