隣にいるのは……【隼×玲於×裕太】 (ページ8)

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episode７ページ8

朱里「A！ここにいるの！？」

『ぅん……。』

伶菜ちゃんに、

水をかけられてから、

ずっと個室に隠れてる。

朱里「はい！！バスタオルとジャージ！保健室のジャージ無かったから、隼が貸してくれるって。」

『ありがとぅ……。』

玲於が、ジャージを貸してくれなかったのは…

裕太と喧嘩してたからかな……。

ジャージについてる名札には、

汚い字で1年4組小森と書いてある。

トイレを出てすぐに、

隼「Aっ！！！」

ぎゅ

『隼………。』

隼「大丈夫？？助けられなくてごめんね。」

『ううん。』

玲於「A……？」

『玲於………。』

玲於「お前、髪……」

まだ髪の毛は乾いてなくて、

少し濡れている。

隼「鷲尾に((『べつに、理由は単純だから。』A……。」

玲於「てか、ジャージ………、隼のじゃん。いいよ、俺の使えば？」

『え……？』

隼「？？？変える必要なくない？」

玲於「俺ら付き合ってんのに、他の男(やつ)のジャージ着てたら変だろ。」

『あぁ…そっか。』

これからは、

隼にジャージ借りちゃいけないのか。

玲於「ん。これ着て。」

『分かった……。』

隼「…。」

『隼、ありがと。』

隼「おぅ。」

玲於「…」

ﾊﾟｼｯ

『！』

玲於は、私の手を取った。

玲於「教室、入ろ。」

『う、ん。』

ｶﾞﾗｯ

あぁ……

そんなに睨まないでください。

クラスの女子の皆さん……。