隣にいるのは……【隼×玲於×裕太】 (ページ4)

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episode３ページ4

あれから、

家について、

自分の部屋に戻った瞬間、

ニヤケが止まらない。笑笑

『ふふふ。玲於の彼女、かぁ。///』

嬉しさに浸ってると……

ピコン

裕太A、助けて。

『っ！！！』

ピンポーン

裕太開いとる。入っとって。

ガチャっ

裕太「けほっけほっ……」

裕太の咳が、ここまで聞こえる。

『薬は！？』

裕太机の横の棚の2段目の引き出し

！あった！！！

『はい！！これ吸って！！』

顔真っ赤……。

相当辛かったんだろうな…。

裕太は、

"私と同じで"、親がいない。

裕太は、

喘息持ちで、

多少の喘息は、

少し経つと止まるけど、

酷い時は、

今日みたいに、

私に助けを求める。

裕太「ごめんな……けほっけほっ
かっこ悪いなぁ。俺。」

『そんなことないよ。』

でも、

どうして？

裕太が喘息の時は、

必ずなにか理由がある。

一回目は、

お父さんとお母さんが出ていった時。

２回目は、

学校でいじめられた時。

３回目は、

足を怪我して
しばらくダンスができなくなった時。

今回はどうして？

『裕太、今日、何かあった？』

裕太「っ…何も無いで？」

『ほんとに？』

裕太「あぁ、ほんとやで。^^*」

裕太、

わざと笑顔作ってる。

そんな笑顔じゃないでしょ？

裕太のホントの笑顔は……。

『今は言いたくないならいいけど、
一人で抱え込みすぎないこと！！！！
言いたくなったらちゃんと言うこと！！！』

裕太「お、おう。」

裕太は、

少し嬉しそうな顔をした。

裕太「なぁ。」

『んー？』

裕太「A、玲於と付き合っとる？」

な、なんで、、、知ってるの！？！？///

『あーどして？』

裕太「んーん。やっぱ、何でもない。」

裕太はまた、

笑っているのに、どこか寂しそうな顔をした。

次の日

玲於「A、おはよ！」

『ん、おはよ！』

玲於「A、なんかあった？」

『へ！？いや、何も？』

玲於「ふーん…ま、無理すんなよ！なんかあったら聞くから！」

『ふふ、ありがと。玲於。』

？「おっはよー！！！！！！」

ﾄﾞﾝｯ

玲於「いってーなぁ。隼か。」

隼「隼デース。」

？「玲於くんに彼女？ありえな。」

この時は忘れていた。

玲於に恋心を抱いている女子が

とても多いということを。