らんぺの家政婦は罪なヤツ 〜2nd

よんじゅう。 ページ15

youside







誰が好きなのか、





本当は分かってた。






壱馬くんと体を重ねた時も





頭にいたのは





紛れもなく









.



.



.



.









まこっちゃんだった。






私って最低だ






まこっちゃんが好きなことわかってるくせに





みんなとの関係が壊れるのが怖いから





自分の気持ちに気付かないふりして






溢れてくる涙は止まらなかった





ガチャ






？「A？」






なんで、






慎「どうしたの、？」






私が弱ってる時にいつも






来てくれるの？






慎「泣くな、俺がいるから」






もっと、もっと好きになっちゃう、






『なんで、なんで来てくれたの？』






慎「お前に会いたかったから」






『んッ、ぐすっ、ばかぁ、泣』





慎「どうしたんだよ」






『私ね、まこっちゃんのことがね、』





『好きなの、大好きになっちゃったの。！』





『でも、ほかのメンバーとの関係が崩れるんじゃないかって、自分に素直になれなくて、』





慎「俺の方が好きだって、」





慎「好きになるのおせーよ、どんだけ待ったと思ってんの？」





『まこっ、ちゃん、泣』





慎「なくなって、笑」





そうやって優しく抱きしめてくれるまこっちゃんが、





大好きだ。

作者→←さんじゅうきゅう。

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