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次は…裕太くん



裕太「見ててや、決めたるから」

さっきまでの落ち込みとは違って
やる気に満ち溢れた裕太くん


裕太「しゃあ!行くでー!」

ボンッ


メンディー「あーっ!!」

玲於「メンディー下手すぎ!!」


中務裕太
成功笑笑


裕太「おもんないな」

そしてまた落ち込む裕太くん

これは、次わたしが外さなければ←

でもね、きいて

私、PKとかいう前に

運動音痴で

蹴る前にボールに当たらないのです笑

だから裕太くんの期待に応えることができます


亜嵐「A頑張れ!」

涼太「きっと先生は止められないから!」

龍友「Aはできるで!」


ねえ笑期待しないで笑

この後のことなんて知らないくせに笑笑


「中島A!いきまーす!」


カスッ


あ、ほら、ね?笑


『…』


謎のフリーズ


隼「はぇ?」

隼なんか間抜けな声出したし

玲於「マジで?」

「マジだ」

亜嵐「いやもう助走はつけずにその場で蹴ってみよう」

あ、それなら行ける

すごいボール飛ぶけど

…あ、校長先生が見てる

拍手して頑張れー!って言ってくれてるように

…よしっ

気合を入れ直して

「いきまーす!」

ボンッ

ピュー


裕太「飛んでけサッカーボールー自由になれー」

謎の裕太くんのセリフの通りボールは空へ舞い上がり

そして、

メンディー「あ」

ゴールの後ろへと

てことで、

私、中島A
失敗です


玲於「え、笑、俺もう無理笑笑」

涼太「見るの辛かったわ笑笑」

隼「失敗したので、甘いセリフどうぞ!」

あ、考えてなかった


まあでもいいや、ちょっと物語風に


「中学三年生の時まだこの島に男の子がいて
名前は和真って子
季節は冬で、とても寒い日だった
和真はお父さんの仕事の都合でこの島を離れることになった
私は和真のことが好きってことをまだ伝えられなくて
お別れの日に告白したら
彼はふっと笑って
私にキスをしてくれました
そのキスはまるで雪のような口づけだった」


と、言うと

めっちゃ短い話なのに
まとめ下手なのに

ほぼみんな号泣
ゴールにいる関口先生も
なぜか窓を開けて泣いてる校長先生も


あ、あの笑



「いや、こんなつもりじゃ笑」




隼「若いねー(TT)」

亜嵐「初恋だ初恋だ(TT)」

裕太「和真くんとはどうなってるん(TT)」

「え、あ、あの、笑時々連絡取ってるよ笑」


いや、この状況が笑

どうすれば笑笑

▽→←▽



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作者名:みかん | 作成日時:2017年11月18日 21時

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