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「んー?考え中です」



と言ったあと長々とお話を風磨くんから受けました
まるで進路の先生並みに



母「できたよ〜」

あのあと、勝利くんと料理をしたお母さんがすごい笑みで出てきた

いつもちゃぶ台で二人だけど
今日は人数も多いので
お客様用のテーブルで食べます



聡「マリウス葉くん好き嫌いは受け付けませーん」

マリウス「聡ちゃんだって」

風磨「中島。醤油とって」

健人「ゴマどれが美味しいよ」

風磨「絶対かけねぇ」

勝利「夏美さん、あーん」

母「え?あー」


いや、カップル3組ですよちょっと
て言うか、お母さんなに名前呼ばれてるの?
あと勝利くん、夏美さん??それお母さんの名前だからね?



なんて、ざわざわしてる夜ご飯も
夜のゆったり団らんも終わり
お兄ちゃんと私は同じ部屋で
風磨くんたちは客の間で寝ることになった



「お兄ちゃん」

健人「ん?」

「明日、帰っちゃうの?」

健人「どうした?」

「ううん。なにも」



久しぶりのお兄ちゃんはすごくかっこよくて
もう、アイドルって顔だった
島にいた頃の無邪気なお兄ちゃんはもういない
今は、私のお兄ちゃんだけど
東京に行ったらみんなの中島健人になるんだ
もちろん、お兄ちゃんの夢が叶ったことはとても嬉しいけど
もうお兄ちゃんは手を伸ばしても届かない
まるで、お月様のようになってしまった
だから、私、寂しいよ

なんてことお見通しなお兄ちゃんは
私をそっと後ろから抱きしめてくれた




健人「大丈夫。誰がなんと言おうが
中島健人の妹はお前しかいねぇし
離れたりなんかしないよ
遠くないよ。いつもAの心には俺がいるよ
だから、泣くな」



ほんとに、お兄ちゃんは分かってる
私が隠れていつも泣いてること
寂しくて泣いてること



明日、仕事が急に入ったから
夕方に乗るはずの船を
朝乗ることになった
だから、絶対早起きして
お兄ちゃんたちを見送るんだ

▽→←▽



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作者名:みかん | 作成日時:2017年11月18日 21時

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