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『ごめん、遅くなっちゃった。』
「ううん、お疲れ。あ、おかえり。」
『ありがとう、ただいま。』
次の日早速俺の家に呼んで、旅行の話をしようと思った。
俺よりも後に仕事を終えたAが俺の家にそのまま来て、おかえりと両手を広げ出迎えると、Aはちょっと恥ずかしそうにしながらも俺の胸に飛び込んで、ただいまと言った。
『そういえば、何の話があるの？』
「あのさ、来週収録で地方行くやん？」
『あ、そうだっけ。ああ、GENE高の収録か！』
「そうそう、それでさ、丁度半年記念日やん？だからもし良かったら一泊前乗りで過ごせへんかなって。あ、もちろん俺とAだけでね。」
『…ほんと？』
「うん、嫌？」
『嫌じゃない！すっごい嬉しい！そうしたい！』
Aの事だから、色々と心配が先に出てくるかと思ったけどそんな事はなくて、俺がそう伝えると目を輝かせ、ソファから俺の方に前のめりになって返事をくれた。
「ちょ、危ないわA、落ち着いて。」
『だって嬉しいんだもん！中々二人だけで出掛けるとか出来なかったじゃん？』
「んー、そうやね。一緒にいる時間は多いけど、そういうのはなかったしな。ごめんね？」
『ううん、涼太のせいじゃないじゃん。それに、どんな状況でも、涼太といれるのが嬉しいのは事実だもん。』
「…ありがと。なんか、やっぱりAの事めっちゃ好き。」
『ふふ、私も涼太の事、大好きだよ。』
どちらからともなく、口付けを交わす。
もう何度もキスはしているけど、唇を離すとまだちょっと恥ずかしい。
けど、段々もっと求める自分がいて、またすぐにAの唇を塞ぐ。
『はぁ…っ、涼、太』
「ん、A、…口、ちょっと開けて？」
『…え、？んっ、』
俺の胸元に手を添えてきゅっと服を掴むAの肩を少し押すと、そのままソファに倒れ込む。
時折息苦しそうに息を吐く。
何度も角度を変えて唇を塞ぎながら、少し口を開けてもらって深い口付けへと変えると、一生懸命ついてきてくれるA。
「ふ、A顔真っ赤。」
『っ、だって涼太が急に…。』
「嫌やった？」
『嫌じゃ、ない。』
もうこれ以上続けてしまうと多分止まらなくなると思って唇を離した。
俺の下にいるAは肩で息をし、顔は紅潮している。
今すぐ最後までいきたいと思うけどこの続きは来週。
多分、雰囲気もあるからきっとその時はもう、止められないと思うから。
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emry(プロフ) - こじゃるさん» こじゃるさん、ありがとうございます！亀更新となってしまうこともありましたが、ラストスパート頑張ります！ (2018年5月13日 22時) (
レス) id: ed62ca3d67 (このIDを非表示/違反報告)
こじゃる(プロフ) - 更新ありがとうございます。無事結ばれて良かったです(^^)またまた更新頑張って下さい。 (2018年5月13日 20時) (レス) id: e03f9b276d (このIDを非表示/違反報告)
こじゃる(プロフ) - 更新ありがとうございます。続きが気になって仕方がない(^^)頑張って下さい(●´ω｀●) (2018年5月10日 19時) (レス) id: 27c9203e2a (このIDを非表示/違反報告)
emry(プロフ) - こじゃるさん» こじゃるさん、いつもありがとうございます！お待たせして申し訳ありませんm(_ _)mまた是非楽しんでご覧ください！ (2018年5月9日 0時) (レス) id: ed62ca3d67 (このIDを非表示/違反報告)
emry(プロフ) - Nさん» コメントありがとうございます。更新お待たせいたしました。 (2018年5月9日 0時) (レス) id: ed62ca3d67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：emry | 作成日時：2018年4月5日 22時
