▼REO side. ページ4
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「Aと喧嘩した？」
亜嵐くんにそう聞かれた時、全く身に覚えのない事だから、素で聞き返してしまった。
確かに、俺とAは喧嘩まではいかないけど、ちょこちょこそういう時があるから、大体Aの機嫌が悪い時にはそう聞かれるけど、今回はそんな風にも見えなかったし、不思議に思った。
だけど亜嵐くんがそう思ったのはAの様子が変だったからで、俺は気になってAの様子を見に行く事にした。
「よっ。お疲れ。」
『っ！玲於！どうしたの、？』
「え、なに。そんな驚く？」
『ごめん、ちょっと考え事してて。』
Aの所に行くと、ちょうどスチーマーで喉のケアをしている所だった。
部屋に入っても全然気付いてないから、顔を覗き込んで声を掛けると、身体をビクッと跳ねらせてオーバーリアクションって言えるほどびっくりしてるAに、俺までびっくりした。
確かになんか変。
まともに目も合わねえし、いつもに増して挙動不審。
「ねえ、なんか変じゃね？」
『なにが？』
「お前だよ。なんか変。いつもと違うじゃん。」
『べ、べつになんも変じゃないよ！』
「いやいや、もうそれが変だから。何かあったの？え、涼太くん？それともあの元カノがまたなんか言ってきたとか？」
『違うよ、本当になんもないよ。ちょっともう、喋ってたらこれ意味無いんだから。』
何を聞いても違うの一点張りで、ケアに集中出来ないと俺に背を向けた。
本当に何も無いときは、もっと素頓狂な顔でなんで？っていつも聞いてくんのに、これは確実になんかある。
こうなると俺の悪い癖が出ちゃうんだよな。
言うまで絶対逃がさないってやつが。
ちょうどスチーマーのタイマーも鳴り、そのまま去ろうとするAの腕を掴み、無理やりまた座らせた。
「で、なに？なんなの？言えよ。」
『だから、なんもないってば。もう玲於、しつこい。』
「絶対なんもなくねーじゃん。ならじゃあちゃんと俺の目見て言えって。」
『やだ。無理。』
「ほら、やっぱなんかあんじゃん。言うまで行かせない。」
『…やっぱ意地悪だ。私の気のせいだったんだ。』
「は？何言ってんの？」
『…っ、玲於がなんか最近助けてくれてばっかで、ずっと優しいから、だからなんか、もう分かんないけど、とにかくそれだけ！』
は？何言ってんだ？
どういう意味か理解できずに、部屋を出ていくAを引き止めらんなかった。
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emry(プロフ) - こじゃるさん» こじゃるさん、ありがとうございます！亀更新となってしまうこともありましたが、ラストスパート頑張ります！ (2018年5月13日 22時) (
レス) id: ed62ca3d67 (このIDを非表示/違反報告)
こじゃる(プロフ) - 更新ありがとうございます。無事結ばれて良かったです(^^)またまた更新頑張って下さい。 (2018年5月13日 20時) (レス) id: e03f9b276d (このIDを非表示/違反報告)
こじゃる(プロフ) - 更新ありがとうございます。続きが気になって仕方がない(^^)頑張って下さい(●´ω｀●) (2018年5月10日 19時) (レス) id: 27c9203e2a (このIDを非表示/違反報告)
emry(プロフ) - こじゃるさん» こじゃるさん、いつもありがとうございます！お待たせして申し訳ありませんm(_ _)mまた是非楽しんでご覧ください！ (2018年5月9日 0時) (レス) id: ed62ca3d67 (このIDを非表示/違反報告)
emry(プロフ) - Nさん» コメントありがとうございます。更新お待たせいたしました。 (2018年5月9日 0時) (レス) id: ed62ca3d67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：emry | 作成日時：2018年4月5日 22時
