GENE GIRL

努力家 ページ13

メンディーside


体鍛えようと事務所にあるジムに向かう

仕事終わりにみんなが帰ったあと

残ってトレーニングする日は多い


GENEだけじゃなくてEXILEのメンバーでもある俺と亜嵐くん

EXILEの名を背負ってる以上

中途半端なことはできないから


･･･ん？誰かいる？


ジムに行けば必死にエアロバイクを漕ぐ誰か


相手は俺に気付かない


メンディー「A」


『あ、メンさん』


『ふーーー疲れた』


メンディー「帰ったのかと思ったよ。どうしたの？」


『やっぱりさ、男と女じゃ体力の差ってあるもんじゃん？かといってそんなこと言ってられないしね〜人一倍頑張らないとみんなに迷惑かけちゃうから』


サラッとそんなことを言えちゃうAを

ほんとに尊敬する

最年少で女の子


パフォーマーだけでなくボーカルもしてるAは

GENEの中でもかなり大変なポジションにあるわけで

その上モデルとしても女優としても活躍するGENEとしても誇りというか、自慢の子


なんでも簡単にこなしてるように見られがちだけど

ほんとは誰よりも努力家で

頑張り屋さんなのはGENEのみんなが知ってる


メンディー「あんまり頑張りすぎないでね。」


『ありがとーメンさん。たまには優しいんだね。』


たまにってなんだたまにって

これもAの精一杯の照れ隠しだってこともね


『じゃ、お先に帰りまーす！お疲れ様ですメンさん』


メンディー「おつかれ〜」


さ、俺もAに負けないように頑張りますか！

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